382円
C&Gシステムズのニュース
■業績動向
2. C&Gシステムズ<6633>の財政状況
2019年12月期第2四半期末の財政状況は、総資産は前期末比41百万円増加して4,980百万円となったが、主な増加要因は現金及び預金97百万円、有形固定資産41百万円などで、主な減少要因は受取手形及び売掛金54百万円などであった。
負債は前期末比101百万円増加して2,340百万円となったが、主な増加要因は、前受金21百万円、退職給付に係る負債33百万円などであった。
純資産は前期末比60百万円減少して2,640百万円となったが、主な減少要因は配当による利益剰余金の減少98百万円などであった。
3. キャッシュ・フローの状況
2019年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは338百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益169百万円、売上債権の減少78百万円、たな卸資産の減少による増加36百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは105百万円の支出であったが、主な支出は定期預金の預入による支出114百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは142百万円の支出であったが、主な支出は自己株式の取得32百万円、配当金の支払額97百万円であった。
この結果、期中の現金及び現金同等物は85百万円増加し、期末残高は2,261百万円となった。
4. 上期の主なトピックス
(1) 「CAM-TOOL」を3次元CAD/CAM「NX」に搭載
米国シーメンスPLMソフトウェアとパートナープログラム(Siemens PLM Solutions S&T Partner Program)で合意し、シーメンスPLMソフトウェアの3次元CAD/CAMソフトウェア「NX」に同社製の金型向けCAMソフトウェア「CAM-TOOL」が搭載されることとなった(2019年4月1日発表)。
「NX」は、自動車メーカーや主要サブライヤーの基幹CADシステムとして全世界で幅広く採用されており、上流の製品設計から金型設計に至るまでその利用範囲は広がっている。これらメーカーの金型内製部門における設計環境の変化に伴い、共通のPLM(製品ライフサイクル管理)の環境下で動作する高度な金型向けCAMソフトウェアの要求が高まり、そのニーズに対応することを目的に同社でも製品開発を進めてきた。今回、同社製の「CAM-TOOL」を「NX」に組み込むことで、今までの「NX CAM」の機能を補完し、ユーザーは製品設計から金型加工まで統合された最適なシステム環境を構築することが可能となった。
初版では3軸仕様までを搭載し、年内に日本国内で先行発売する予定(価格未定)。その後は「アジア圏での拡販」や「5軸仕様への拡張」も視野に準備を進める予定。2021年末までに累計で少なくとも50ライセンスの出荷を目標としている。
(2) 「CAM-TOOL AM」をリリース
同社は以前から、我が国の新たなものづくり産業の創出を目指す団体として、2014年4月1日に設立された次世代 3D プリンタの開発を推進する技術研究組合であるTRAFAM(技術研究組合次世代3D 積層造形技術総合開発機構:Technology Research Association for Future Additive Manufacturing)の一員として次世代型産業用3Dプリンタ向けソフトウェアの開発を進めてきた。今回その技術を生かし、CAM-TOOLにLaser Metal Deposition方式の積層造形用加工モードを新たに搭載した「CAM-TOOL AM」をリリースした。
このソフトにより、積層造形と従来の切削加工を組み合わせた新たな工程設計を1つのシステムで行うことが可能になった。積層してから切削、反対に切削した形状に積層することも可能になった。さらに3軸積層だけでなく5軸積層動作にも対応し柔軟な加工が可能となっている。将来的に同社の成長をけん引する製品として期待されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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2. C&Gシステムズ<6633>の財政状況
2019年12月期第2四半期末の財政状況は、総資産は前期末比41百万円増加して4,980百万円となったが、主な増加要因は現金及び預金97百万円、有形固定資産41百万円などで、主な減少要因は受取手形及び売掛金54百万円などであった。
負債は前期末比101百万円増加して2,340百万円となったが、主な増加要因は、前受金21百万円、退職給付に係る負債33百万円などであった。
純資産は前期末比60百万円減少して2,640百万円となったが、主な減少要因は配当による利益剰余金の減少98百万円などであった。
3. キャッシュ・フローの状況
2019年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは338百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前四半期純利益169百万円、売上債権の減少78百万円、たな卸資産の減少による増加36百万円などであった。投資活動によるキャッシュ・フローは105百万円の支出であったが、主な支出は定期預金の預入による支出114百万円などであった。財務活動によるキャッシュ・フローは142百万円の支出であったが、主な支出は自己株式の取得32百万円、配当金の支払額97百万円であった。
この結果、期中の現金及び現金同等物は85百万円増加し、期末残高は2,261百万円となった。
4. 上期の主なトピックス
(1) 「CAM-TOOL」を3次元CAD/CAM「NX」に搭載
米国シーメンスPLMソフトウェアとパートナープログラム(Siemens PLM Solutions S&T Partner Program)で合意し、シーメンスPLMソフトウェアの3次元CAD/CAMソフトウェア「NX」に同社製の金型向けCAMソフトウェア「CAM-TOOL」が搭載されることとなった(2019年4月1日発表)。
「NX」は、自動車メーカーや主要サブライヤーの基幹CADシステムとして全世界で幅広く採用されており、上流の製品設計から金型設計に至るまでその利用範囲は広がっている。これらメーカーの金型内製部門における設計環境の変化に伴い、共通のPLM(製品ライフサイクル管理)の環境下で動作する高度な金型向けCAMソフトウェアの要求が高まり、そのニーズに対応することを目的に同社でも製品開発を進めてきた。今回、同社製の「CAM-TOOL」を「NX」に組み込むことで、今までの「NX CAM」の機能を補完し、ユーザーは製品設計から金型加工まで統合された最適なシステム環境を構築することが可能となった。
初版では3軸仕様までを搭載し、年内に日本国内で先行発売する予定(価格未定)。その後は「アジア圏での拡販」や「5軸仕様への拡張」も視野に準備を進める予定。2021年末までに累計で少なくとも50ライセンスの出荷を目標としている。
(2) 「CAM-TOOL AM」をリリース
同社は以前から、我が国の新たなものづくり産業の創出を目指す団体として、2014年4月1日に設立された次世代 3D プリンタの開発を推進する技術研究組合であるTRAFAM(技術研究組合次世代3D 積層造形技術総合開発機構:Technology Research Association for Future Additive Manufacturing)の一員として次世代型産業用3Dプリンタ向けソフトウェアの開発を進めてきた。今回その技術を生かし、CAM-TOOLにLaser Metal Deposition方式の積層造形用加工モードを新たに搭載した「CAM-TOOL AM」をリリースした。
このソフトにより、積層造形と従来の切削加工を組み合わせた新たな工程設計を1つのシステムで行うことが可能になった。積層してから切削、反対に切削した形状に積層することも可能になった。さらに3軸積層だけでなく5軸積層動作にも対応し柔軟な加工が可能となっている。将来的に同社の成長をけん引する製品として期待されている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
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