田淵電、サニックスなど太陽発電関連が急騰、再生エネ買い取り再開観測が株価起爆剤に

　田淵電機<6624.T>、サニックス<4651.T>、ウエストホールディングス<1407.T>がいずれもカイ気配スタートとなるなど太陽発電関連株の一角に買いが集中している。大手電力５社が停止している再生可能エネルギーの買い取り手続きを再開する方針と２３日付の日本経済新聞が報じた。実際には、再生エネルギー設備の大半は太陽光であることから、同関連株のビジネスチャンス拡大の思惑につながっている。そのなか、大手電力では九州電力<9508.T>が年内にも受け入れ再開の方針を表明すると伝えられている。九州電は政府が認定した５万件を超える再生エネルギーの発電設備に対する買い取り手続きを９月下旬から保留しているが、太陽光発電設備からの送電を中断する制度の拡充など、供給制限策導入が決まれば、年内に再開する構えと伝えられている。

田淵電の株価は９時２４分現在１１５３円（△１１２円）
サニックスの株価は９時２４分現在５９４円（△９０円）カイ気配
ウエストＨＤの株価は９時２４分現在１２２５円（△１０５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）