含み益は時価総額の7倍超?
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*10月14日追記
本日は地合い悪化の影響を受けて大幅に反落しました。ただ、巨額土地売却益を好感し、昨年に一時1669円の高値を付けた銘柄ですので、リバウンドに期待しましょう。
昨年の高値から半値戻し水準である、1050円程度までの戻りが見込めるのではないかとみております。
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■注目銘柄
┗宮越ホールディングス(6620)
中国での液晶テレビの生産がメイン事業でしたが、土地巨額売却益計上が話題になっています。
同社は、1987年(昭和62年)に広東省深セン市に音響・映像機器の製造を行う「深セン皇冠電子有限会社」を設立し、現地に工場を建設しました。
中国への進出から25年余りを経て、同社の工場などが深セン市の再開発建設(スマートシティ建設予定地)になり、周辺では再開発がすすめられています。
市の要請で、今回工場の敷地の一部を売却することになったのですが、売却益(譲渡価格-帳簿価格)がなんと40億円。しかも、敷地の7%ほどの売却で40億円もの利益が出る為、全部売却すれば、600億円もの売却益という単純計算になります。
同社の10月9日時点の時価総額は77億円程度です。時価総額の7倍超の含み益を持つため、株価は安すぎるとの見方ができそうです。
今後同社保有地をすべて売却できるかは不透明ですが、すでに売却した40億円の資金はすでに振り込まれています。
有利子負債が77億円と多いため、満額手元に残るわけではありませんが、地合いの改善が見られているため、中国での不動産開発の進展を期待した買いも期待できるのではないでしょうか。
小野山 功
*10月14日追記
本日は地合い悪化の影響を受けて大幅に反落しました。ただ、巨額土地売却益を好感し、昨年に一時1669円の高値を付けた銘柄ですので、リバウンドに期待しましょう。
昨年の高値から半値戻し水準である、1050円程度までの戻りが見込めるのではないかとみております。
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■注目銘柄
┗宮越ホールディングス(6620)
中国での液晶テレビの生産がメイン事業でしたが、土地巨額売却益計上が話題になっています。
同社は、1987年(昭和62年)に広東省深セン市に音響・映像機器の製造を行う「深セン皇冠電子有限会社」を設立し、現地に工場を建設しました。
中国への進出から25年余りを経て、同社の工場などが深セン市の再開発建設(スマートシティ建設予定地)になり、周辺では再開発がすすめられています。
市の要請で、今回工場の敷地の一部を売却することになったのですが、売却益(譲渡価格-帳簿価格)がなんと40億円。しかも、敷地の7%ほどの売却で40億円もの利益が出る為、全部売却すれば、600億円もの売却益という単純計算になります。
同社の10月9日時点の時価総額は77億円程度です。時価総額の7倍超の含み益を持つため、株価は安すぎるとの見方ができそうです。
今後同社保有地をすべて売却できるかは不透明ですが、すでに売却した40億円の資金はすでに振り込まれています。
有利子負債が77億円と多いため、満額手元に残るわけではありませんが、地合いの改善が見られているため、中国での不動産開発の進展を期待した買いも期待できるのではないでしょうか。
小野山 功