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*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~自律反発が期待しづらいなかで円高メリット株にシフト~
5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■自律反発が期待しづらいなかで円高メリット株にシフト
■アインHD、25/4上方修正 営業利益 193.6億円←178.0億円
■前場の注目材料:マツダ、HV向け新エンジン開発、現行機は4種に集約
■自律反発が期待しづらいなかで円高メリット株にシフト
5日の日本株市場は、売り優勢の相場展開のなか、目先的な底入れを見極めることになりそうだ。4日の米国市場は、NYダウが38ドル高、ナスダックは52ポイント安だった。7月のJOLTS求人件数が予想以上に減少したことから、大幅利下げの思惑が強まった。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の緩やかな減速が示されるなか、週末の米雇用統計の結果を見極めたいとする様子見姿勢も強かった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の36725円。円相場は1ドル143円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。前日の大幅下落に対する自律反発狙いの買いは入りやすいだろうが、米国では労働市場の減速により米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げが予想されている。為替市場では1ドル=143円台と円高に振れて推移しているほか、週末の米雇用統計待ちのなか、リバウンド機運は高まりにくいだろう。
反対に日経225先物はナイトセッションで36520円まで売られた。開始直後には前日の1790円安からのリバウンドの動きは若干みられたが、200日線辺りに上値を抑えられる形だった。同線が抵抗線として意識されてくるようだと、ショートの動きが強まりやすく、節目の36000円辺りが射程に入ってきそうだ。昨日の日経平均株価は一時37000円を割り込んでおり、25日線が位置する37115円辺りが抵抗線として意識されてくる可能性がある。
戻りの鈍さが嫌気されてくるようだと、短期的ながらも売り仕掛けの動きが入りやすいと考えられる。昨日は東証プライムの9割超の銘柄が下げる全面安商状だったが、円高の流れから輸出株は手掛けづらいと考えられ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下げ渋る動きをみせてくるかが注目される。
また、円高基調が強まるなか、円高メリット銘柄などの一角には、値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。そのほか、インデックスに絡んだ商いから下へのバイアスが強まるなか、インデックスに振らされにくい中小型株の一角には個人主体の資金が入りやすいと考えられる。
■アインHD、25/4上方修正 営業利益 193.6億円←178.0億円
アインHD<9627>は2025年4月期業績予想の修正を発表。売上高は4150億円から4535億円、営業利益を178.0億円から193.6億円に上方修正した。当第1四半期期間は、ファーマシー事業においては、高額医薬品の処方により処方箋単価が上昇し、処方箋枚数についても堅調に推移。リテール事業においても、客数が好調に推移するとともに、注力するアジアンコスメや高価格帯コスメ等の売上が伸長していることで単価が上昇している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40974.97、+38.04)
・SOX指数は上昇(4770.85、+11.85)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・マツダ<7261>HV向け新エンジン開発、現行機は4種に集約
・ブラザー工業<6448>小型MCに歯車加工機能、eアクスル生産対応
・UBE<4208>グループのUBE三菱セメント、DX推進人材200人、30年めど育成
・日立<6501>社長、データ・技術で現場革新、AI・ロボなど活用
・ispace<9348>月面探査車を日本へ輸送、今冬打ち上げ
・日本製鉄<5401>USスチール取締役の過半数を米国籍に、ガバナンス方針
・伊藤忠<8001>メタバース新興に出資、衣料・アニメグッズ販売拡大
・キユーソー流通<9369>NLJなどとダブル連結トラックで菓子と異業種荷物を同時輸送
・横河電機<6841>電池電極膜厚さ計測器、軽量で低消費電力
・太平洋セメント<5233>三菱重工業など7社が、日本海側東北のCCS事業構想採択
・NTT<9432>IOWN国際標準化へ、活用サービス普及
・セーフィー<4375>ベトナムに現法、現場の業務効率化を支援
・アルプスアルパイン<6770>台湾社にパワーインダクター事業売却
・TOPPANHD<7911>TOPPANデジタル、開封検知ICラベル開発、医療向け提案
・ソフトバンク<9434>企業・自治体向け衛星通信、12月提供
・ニデック<6594>富士通に水冷機構、光伝送システムで採用
・戸田建設<1860>米で植栽施工・管理譲受、業容拡大で基盤強化
・ダイセル<4202>植物由来原料、化粧品の生分解性向上
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月現金給与総額(前年比予想:+2.9%、6月:+4.5%)
・10:30 高田日銀審議委員あいさつ
<海外>
・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+50.00億豪ドル、6月:+55.89億豪ドル) <ST>
■自律反発が期待しづらいなかで円高メリット株にシフト
■アインHD、25/4上方修正 営業利益 193.6億円←178.0億円
■前場の注目材料:マツダ、HV向け新エンジン開発、現行機は4種に集約
■自律反発が期待しづらいなかで円高メリット株にシフト
5日の日本株市場は、売り優勢の相場展開のなか、目先的な底入れを見極めることになりそうだ。4日の米国市場は、NYダウが38ドル高、ナスダックは52ポイント安だった。7月のJOLTS求人件数が予想以上に減少したことから、大幅利下げの思惑が強まった。ただし、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)で景気の緩やかな減速が示されるなか、週末の米雇用統計の結果を見極めたいとする様子見姿勢も強かった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比275円安の36725円。円相場は1ドル143円50銭台で推移している。
日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。前日の大幅下落に対する自律反発狙いの買いは入りやすいだろうが、米国では労働市場の減速により米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.5%利下げが予想されている。為替市場では1ドル=143円台と円高に振れて推移しているほか、週末の米雇用統計待ちのなか、リバウンド機運は高まりにくいだろう。
反対に日経225先物はナイトセッションで36520円まで売られた。開始直後には前日の1790円安からのリバウンドの動きは若干みられたが、200日線辺りに上値を抑えられる形だった。同線が抵抗線として意識されてくるようだと、ショートの動きが強まりやすく、節目の36000円辺りが射程に入ってきそうだ。昨日の日経平均株価は一時37000円を割り込んでおり、25日線が位置する37115円辺りが抵抗線として意識されてくる可能性がある。
戻りの鈍さが嫌気されてくるようだと、短期的ながらも売り仕掛けの動きが入りやすいと考えられる。昨日は東証プライムの9割超の銘柄が下げる全面安商状だったが、円高の流れから輸出株は手掛けづらいと考えられ、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が下げ渋る動きをみせてくるかが注目される。
また、円高基調が強まるなか、円高メリット銘柄などの一角には、値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。そのほか、インデックスに絡んだ商いから下へのバイアスが強まるなか、インデックスに振らされにくい中小型株の一角には個人主体の資金が入りやすいと考えられる。
■アインHD、25/4上方修正 営業利益 193.6億円←178.0億円
アインHD<9627>は2025年4月期業績予想の修正を発表。売上高は4150億円から4535億円、営業利益を178.0億円から193.6億円に上方修正した。当第1四半期期間は、ファーマシー事業においては、高額医薬品の処方により処方箋単価が上昇し、処方箋枚数についても堅調に推移。リテール事業においても、客数が好調に推移するとともに、注力するアジアンコスメや高価格帯コスメ等の売上が伸長していることで単価が上昇している。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(40974.97、+38.04)
・SOX指数は上昇(4770.85、+11.85)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・マツダ<7261>HV向け新エンジン開発、現行機は4種に集約
・ブラザー工業<6448>小型MCに歯車加工機能、eアクスル生産対応
・UBE<4208>グループのUBE三菱セメント、DX推進人材200人、30年めど育成
・日立<6501>社長、データ・技術で現場革新、AI・ロボなど活用
・ispace<9348>月面探査車を日本へ輸送、今冬打ち上げ
・日本製鉄<5401>USスチール取締役の過半数を米国籍に、ガバナンス方針
・伊藤忠<8001>メタバース新興に出資、衣料・アニメグッズ販売拡大
・キユーソー流通<9369>NLJなどとダブル連結トラックで菓子と異業種荷物を同時輸送
・横河電機<6841>電池電極膜厚さ計測器、軽量で低消費電力
・太平洋セメント<5233>三菱重工業など7社が、日本海側東北のCCS事業構想採択
・NTT<9432>IOWN国際標準化へ、活用サービス普及
・セーフィー<4375>ベトナムに現法、現場の業務効率化を支援
・アルプスアルパイン<6770>台湾社にパワーインダクター事業売却
・TOPPANHD<7911>TOPPANデジタル、開封検知ICラベル開発、医療向け提案
・ソフトバンク<9434>企業・自治体向け衛星通信、12月提供
・ニデック<6594>富士通に水冷機構、光伝送システムで採用
・戸田建設<1860>米で植栽施工・管理譲受、業容拡大で基盤強化
・ダイセル<4202>植物由来原料、化粧品の生分解性向上
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・08:30 7月現金給与総額(前年比予想:+2.9%、6月:+4.5%)
・10:30 高田日銀審議委員あいさつ
<海外>
・10:30 豪・7月貿易収支(予想:+50.00億豪ドル、6月:+55.89億豪ドル) <ST>
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