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明日の株式相場見通し=円相場にらみで一進一退、下値抵抗力の強さ目立つ
あす(22日)の東京株式市場は、引き続き方向感に乏しい推移となりそうだ。外国為替市場で極端な円高・ドル安が進行しない限り、積極的に売り込む姿勢が想定されないことから、日経平均株価は円相場をにらみながらの一進一退の推移となりそうだ。
市場関係者からは「20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後に発表された共同声明で、前回まで明記された“保護主義に抵抗する”との文言が削除され、市場で保護主義への警戒感が高まり、一時1ドル=112円台前半まで円高・ドル安が進行した。寄り付き直後には日経平均株価が一時、前週末比184円安まで売り込まれる場面があったものの、その後の円高一服傾向が支えとなって下落幅は大きく縮小した。25日移動平均線(1万9394円=21日)を一時割り込んだものの、引けはプラスかい離を維持した」との見方が出ている。
21日の東京株式市場は、外国為替市場での円高進行などを背景に、売り優勢の展開を強いられたものの、日経平均株価は下値に対して抵抗力を発揮し下落幅を縮小した。日経平均株価終値は、前週末比65円71銭安の1万9455円88銭と続落した。
日程面では、オンラインを中心としたマーケティング・リサーチおよびデジタル・マーケティング・ソリューションを提供するマクロミル<3978.T>は東証1部へ、自動ドア開閉装置の販売・施工・保守、ステンレス建具の製造・販売のフルテック<6546.T>は東証2部へそれぞれ新規上場する。
このほかに、日銀金融政策決定会合議事要旨(1月30~31日開催分)、2月の貿易統計、1月の全産業活動指数、2月の全国百貨店売上高、2月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米2月の中古住宅販売、米1月の住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後に発表された共同声明で、前回まで明記された“保護主義に抵抗する”との文言が削除され、市場で保護主義への警戒感が高まり、一時1ドル=112円台前半まで円高・ドル安が進行した。寄り付き直後には日経平均株価が一時、前週末比184円安まで売り込まれる場面があったものの、その後の円高一服傾向が支えとなって下落幅は大きく縮小した。25日移動平均線(1万9394円=21日)を一時割り込んだものの、引けはプラスかい離を維持した」との見方が出ている。
21日の東京株式市場は、外国為替市場での円高進行などを背景に、売り優勢の展開を強いられたものの、日経平均株価は下値に対して抵抗力を発揮し下落幅を縮小した。日経平均株価終値は、前週末比65円71銭安の1万9455円88銭と続落した。
日程面では、オンラインを中心としたマーケティング・リサーチおよびデジタル・マーケティング・ソリューションを提供するマクロミル<3978.T>は東証1部へ、自動ドア開閉装置の販売・施工・保守、ステンレス建具の製造・販売のフルテック<6546.T>は東証2部へそれぞれ新規上場する。
このほかに、日銀金融政策決定会合議事要旨(1月30~31日開催分)、2月の貿易統計、1月の全産業活動指数、2月の全国百貨店売上高、2月の全国スーパー売上高に注目。海外では、米2月の中古住宅販売、米1月の住宅価格指数が焦点となる。(冨田康夫)
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