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3月期決算企業の18年4-12月期(第3四半期累計)決算発表シーズンを前に、今月中旬から通期の業績予想を修正する企業が増えてくる。本特集では、株探プレミアム会員向けに提供している【業績修正履歴】をもとに、1月中旬から2月にかけて上方修正する銘柄を予想してみた(12月28日)。
上場企業の決算発表スケジュールは毎年一定していることが多く、業績修正を発表するタイミングも同じ時期になりやすい。下表では、昨年も1月中旬~2月に通期の経常利益予想を上方修正した銘柄を対象に、(1)時価総額50億円以上、(2)上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗率が55%を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント上回る、(3)上期の経常利益が前年同期比プラスもしくは黒字転換、といった条件を満たした34社を上方修正する可能性の高い有力候補として選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、数年連続で1月中旬から2月にかけて上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は6年連続、オカモト <5122> は3年連続、、ホシデン <6804> 、帝国通信工業 <6763> 、ヨータイ <5357> 、安永 <7271> 、ジェコー <7768> [東証2]、日本ケアサプライ <2393> [東証2]、バルカー <7995> は2年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。
また、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%を上回っている、LCホールディングス <8938> [JQG]、プレサンスコーポレーション <3254> 、日本電子材料 <6855> 、帝国通信工業は業績上振れする可能性が高いとみられる。そのほか、上期の経常利益予想を上方修正しながら通期計画を据え置いた、大正製薬ホールディングス <4581> 、油研工業 <6393> 、たけびし <7510> も上方修正が期待される。
さらに、日本電子材料、寺岡製作所 <4987> [東証2]、カワタ <6292> は昨年上方修正した後に急騰した実績があるうえ、指標面では予想PERが10倍以下と割安感が強く、上方修正した際は株価へのインパクトが大きくなりそうだ。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 4-9月 5年平均 4-9月 通期計画 PER
<8938> LCHD 138 46.3 1654 1200 22.4
<3254> プレサンス 108 82.7 25583 23661 5.0
<6804> ホシデン 91.6 45.0 9157 10000 5.7
<6855> 電子材料 86.8 65.2 781 900 7.5
<9115> 明治海 84.7 43.8 2117 2500 9.0
<6763> 帝通工 81.6 37.2 775 950 14.2
<6392> ヤマダコーポ 71.3 42.3 1070 1500 5.2
<4553> 東和薬品 68.6 36.7 8372 12200 14.1
<5357> ヨータイ 68.1 42.5 2518 3700 4.9
<7271> 安永 67.6 42.5 1014 1500 17.6
<4816> 東映アニメ 66.8 54.1 8215 12300 19.5
<6513> オリジン 65.7 36.0 1972 3000 5.5
<4987> 寺岡製 65.6 42.3 1155 1760 9.9
<4241> アテクト 64.0 54.5 128 200 55.3
<9003> 相鉄HD 62.4 52.6 17353 27800 18.7
<5019> 出光興産 61.5 40.1 153761 250000 5.1
<6292> カワタ 60.8 48.9 1215 2000 6.2
<8097> 三愛石 60.5 43.2 6174 10200 12.1
<5367> ニッカトー 60.0 42.3 660 1100 13.8
<6069> トレンダ 58.9 31.9 324 550 14.7
<2372> アイロムG 58.8 51.1 705 1200 24.8
<4921> ファンケル 58.3 23.0 7172 12300 42.6
<4581> 大正薬HD 57.5 48.0 22710 39500 15.9
<5122> オカモト 57.5 46.6 5695 9900 18.5
<7768> ジェコー 57.3 40.0 430 750 10.5
<5331> ノリタケ 57.0 32.8 4957 8700 7.2
<6393> 油研工 56.6 45.2 1188 2100 5.9
<6151> 日東工器 56.4 50.8 2980 5280 12.3
<2393> ケアサプライ 56.3 47.8 1069 1900 15.5
<9142> JR九州 56.0 49.7 35052 62600 12.5
<7715> 長野計器 55.9 38.5 1790 3200 6.9
<7995> バルカー 55.8 47.8 3347 6000 9.3
<7472> 鳥羽洋行 55.6 45.5 1028 1850 8.4
<7510> たけびし 55.5 45.4 1936 3490 8.2
※4-9月期決算発表以降に業績修正した銘柄は除いた。経常利益の単位は百万円。
★元日~3日に、2019年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
→→ 「新春特集」の記事一覧をみる
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上場企業の決算発表スケジュールは毎年一定していることが多く、業績修正を発表するタイミングも同じ時期になりやすい。下表では、昨年も1月中旬~2月に通期の経常利益予想を上方修正した銘柄を対象に、(1)時価総額50億円以上、(2)上期(4-9月)経常利益の通期計画に対する進捗率が55%を超え、かつ同進捗率が過去5年平均を5ポイント上回る、(3)上期の経常利益が前年同期比プラスもしくは黒字転換、といった条件を満たした34社を上方修正する可能性の高い有力候補として選び出し、進捗率が大きい順に記した。
なかでも、数年連続で1月中旬から2月にかけて上方修正している銘柄は、今年も上方修正する可能性が高く注目したい。明治海運 <9115> は6年連続、オカモト <5122> は3年連続、、ホシデン <6804> 、帝国通信工業 <6763> 、ヨータイ <5357> 、安永 <7271> 、ジェコー <7768> [東証2]、日本ケアサプライ <2393> [東証2]、バルカー <7995> は2年連続でそれぞれ経常利益を上方修正しており、今年も有望だ。
また、上期経常利益の通期計画に対する進捗率が80%を上回っている、LCホールディングス <8938> [JQG]、プレサンスコーポレーション <3254> 、日本電子材料 <6855> 、帝国通信工業は業績上振れする可能性が高いとみられる。そのほか、上期の経常利益予想を上方修正しながら通期計画を据え置いた、大正製薬ホールディングス <4581> 、油研工業 <6393> 、たけびし <7510> も上方修正が期待される。
さらに、日本電子材料、寺岡製作所 <4987> [東証2]、カワタ <6292> は昨年上方修正した後に急騰した実績があるうえ、指標面では予想PERが10倍以下と割安感が強く、上方修正した際は株価へのインパクトが大きくなりそうだ。
┌ 対通期進捗率 ┐ ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 4-9月 5年平均 4-9月 通期計画 PER
<8938> LCHD 138 46.3 1654 1200 22.4
<3254> プレサンス 108 82.7 25583 23661 5.0
<6804> ホシデン 91.6 45.0 9157 10000 5.7
<6855> 電子材料 86.8 65.2 781 900 7.5
<9115> 明治海 84.7 43.8 2117 2500 9.0
<6763> 帝通工 81.6 37.2 775 950 14.2
<6392> ヤマダコーポ 71.3 42.3 1070 1500 5.2
<4553> 東和薬品 68.6 36.7 8372 12200 14.1
<5357> ヨータイ 68.1 42.5 2518 3700 4.9
<7271> 安永 67.6 42.5 1014 1500 17.6
<4816> 東映アニメ 66.8 54.1 8215 12300 19.5
<6513> オリジン 65.7 36.0 1972 3000 5.5
<4987> 寺岡製 65.6 42.3 1155 1760 9.9
<4241> アテクト 64.0 54.5 128 200 55.3
<9003> 相鉄HD 62.4 52.6 17353 27800 18.7
<5019> 出光興産 61.5 40.1 153761 250000 5.1
<6292> カワタ 60.8 48.9 1215 2000 6.2
<8097> 三愛石 60.5 43.2 6174 10200 12.1
<5367> ニッカトー 60.0 42.3 660 1100 13.8
<6069> トレンダ 58.9 31.9 324 550 14.7
<2372> アイロムG 58.8 51.1 705 1200 24.8
<4921> ファンケル 58.3 23.0 7172 12300 42.6
<4581> 大正薬HD 57.5 48.0 22710 39500 15.9
<5122> オカモト 57.5 46.6 5695 9900 18.5
<7768> ジェコー 57.3 40.0 430 750 10.5
<5331> ノリタケ 57.0 32.8 4957 8700 7.2
<6393> 油研工 56.6 45.2 1188 2100 5.9
<6151> 日東工器 56.4 50.8 2980 5280 12.3
<2393> ケアサプライ 56.3 47.8 1069 1900 15.5
<9142> JR九州 56.0 49.7 35052 62600 12.5
<7715> 長野計器 55.9 38.5 1790 3200 6.9
<7995> バルカー 55.8 47.8 3347 6000 9.3
<7472> 鳥羽洋行 55.6 45.5 1028 1850 8.4
<7510> たけびし 55.5 45.4 1936 3490 8.2
※4-9月期決算発表以降に業績修正した銘柄は除いた。経常利益の単位は百万円。
★元日~3日に、2019年「新春特集」を一挙、“26本”配信します。ご期待ください。
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