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NFKHD、今期最終を一転赤字に下方修正

配信元:株探
投稿:2020/02/20 17:30
 NFKホールディングス <6494> [JQ] が2月20日大引け後(17:30)に業績修正を発表。20年3月期の連結最終損益を従来予想の6000万円の黒字→1億7000万円の赤字(前期は1億1700万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の7300万円の黒字→1億5700万円の赤字(前年同期は1億5400万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1. 訴訟の提起を受けていた子会社の概要 (1)名   称 : 日本ファーネス株式会社(2)本店所在地 : 神奈川県横浜市鶴見区尻手2丁目1番53号2.訴訟の提起から和解に至るまでの経緯当社子会社が、2013年に原告に依頼した製作請負契約に関し発生した請負代金について、原 告からの請求額と当該製作請負契約に基づき支払を要すると当社子会社が考える額との間に大きな隔たりがあったことなどから、2015年3月11日付にて請負代金請求訴訟(以下「本訴」という。)が提起されました。これに対し、当社子会社からも原告に対して上記製作請負契約における品質保証責任に基づく請求等の反訴(以下「反訴」という。)を提起して争ってまいりました。当社子会社では本訴及び反訴に関して主張をつくしてまいりましたが、この度、裁判所からの和解案提示を受け、これまでの訴訟の経過、本件事案の内容、訴訟を継続した場合の訴訟費用の増加等を総合的に勘案した結果、既に5年近くの歳月が経過しており、当社子会社としては十分主張を尽くしていることなどから、裁判所からの和解案に従い早期に本件の解決を図ることが最善の策であると判断し、下記「3」の内容にて裁判上の和解を行うことといたしました。3.和解の主な内容当社子会社は原告に対し、本訴と反訴の和解金額の差し引き支払い額として1億6024万円(消費税を含む)を支払う。なお、和解条項において秘密保持条項が含まれているため和解内容の詳細に関する開示は控えさせていただきます。4.特別損失の計上について本件和解金及び関連する費用として1億9千8百万円を2020年3月期通期連結決算において、特別損失に計上する見込みです。5.業績予想の修正について 2020年3月期通期連結業績につきましては、自動車関連向けの受注が順調に推移したことなどから売上高は当初予想を上回る26億円となる見込みです。営業利益、経常利益につきましては、株主提案により株主総会関連費用等が膨らんだことや過去の未払い賃金及び退職金の清算等を実施したことなどから、徹底的な販売費及び一般管理費等の削減を実施してまいりましたが、一部の大型案件において想定を上回る費用等が発生しており、それらを勘案した結果、それぞれ当初予想を下回る30百万円となる見込みです。親会社株主に帰属する当期純損失につきましては、子会社の訴訟において和解による特別損失を計上する予定となることから、当初予想を大幅に下回る1億7千万円の損失となる見通しとなっております。(注)上記の予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。
配信元: 株探
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