日鍛バ、前期最終を一転黒字に上方修正

　日鍛バルブ <6493> [東証２] が4月28日大引け後(16:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結最終損益を従来予想の9.7億円の赤字→6.7億円の黒字(前の期は4.3億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、55.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の3.2億円→19.6億円(前年同期は1.6億円)に6.1倍増額し、増益率が97.6％増→12倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期通期連結業績予想に関して、世界的に新型コロナウイルス感染症が収束しない中、想定以上に下期の顧客需要が持ち直し、売上高は前回発表予想を上回る見通しとなりました。　損益につきましては、売上高の増加と固定費削減や投資有価証券売却益などにより、営業損益、経常損益、親会社株主に帰属する当期純損益いずれも利益計上に転じる見通しとなりましたので、通期の連結業績予想を修正致します。（注）上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる場合があります。