前沢給装が反落、１６年３月期営業利益１８億円への下方修正を嫌気

　前沢給装工業＜6485.T＞が反落、一時前日比６６円安の１３９８円まで売られている。

　同社は８日の取引終了後、１６年３月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を従来予想の２４４億円から２３７億円（前期比２．７％減）へ、営業利益を２１億円から１８億円（同１３．０％増）へ、純利益を１３億円から１０億９０００万円（同７．５％増）へ下方修正、これを嫌気した。

　新設住宅着工戸数の伸び率鈍化や水道事業体の布設替工事の減少に加え、同社が加入する全日本バルブ厚生年金基金の解散に伴う費用を３億９１００万円と見込み第３四半期に厚生年金基金解散損失引当金繰入額（特別損失）を計上した影響がでている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）