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*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極め~
26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■売り一巡後の底堅さを見極め
■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円
■前場の注目材料:THK、25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集
■売り一巡後の底堅さを見極め
26日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが105ドル安、ナスダックは318ポイント安だった。主要企業の決算発表が本格化するなか、前日の取引終了後に決算を発表したアルファベットは、クラウドの売り上げが予想を下回ったことが嫌気され大幅な下落となるなか、ハイテク株へ売りが波及した。また、9月の米新築住宅販売件数が予想を上回ったことから米長期金利が上昇したことも相場の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比260円安の30980円。円相場は1ドル150円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まりそうだ。昨日の日経平均は一時31500円に迫る場面も見られたが、再び31000円水準での攻防になりそうだ。ボリンジャーバンドの-1σが31170円辺りに位置しているため、これをあっさり割り込んでくるようだと、31000円割れを狙った短期的な売り仕掛けの動きが入りやすいだろう。もっとも、決算発表が本格化するなかでは積極的な売買は手控えられるため、売り一巡後の底堅さを見極めたい。
米国の取引終了後に決算を発表したメタプラットフォームズは、1株利益と売上高が予想を上回ったとして、時間外取引で上昇している。決算に振らされやすい需給状況ではあるが、下支えになりそうだ。米国ではハイテク株を中心に売られた流れから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が軟調推移となる可能性があるため、日経平均の重荷となりそうである。一方で、円相場が1ドル150円台で推移していることもあり、自動車など輸出関連の一角に資金が向かいそうだ。また、米長期金利が再び5%台に接近しているため、金融セクターへの資金流入が意識されそうであり、全体としてはTOPIX型優位になろう。
そのほか、昨日は中国の経済対策への期待から買われた面もあるため、中国市場の動向にらみの展開にもなりそうである。そのほか、SOX指数は4%を超える下落となるなか、ハイテク株への売りが強まるだろうが、足もとの半導体不況は織り込まれている一方で、来期以降の回復をにらんだ中長期的なスタンスでの押し目狙いのタイミングを見極めたい。
■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円
山崎パン<2212>は発表した2023年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の8462.25億円、営業利益は同73.9%増の278.68億円だった。主力製品の品質向上をはかるとともに、低価格帯製品や値頃感のある製品の品揃えを充実し、女性製品開発担当者による高付加価値製品の開発に取り組んだ。一部の食パン、菓子パンの価格改定を実施したが、これを下支えする低価格帯製品や値頃感のある製品を充実強化したこともあり、業績は好調に推移した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31269.92、+207.57)
・1ドル=150.00-10円
・米原油先物は上昇(85.39、+1.65)
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・THK<6481>25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集
・マツダ<7261>中国市場の巻き返し図る、25年にEV投入
・IHI<7013>15年ぶり最終赤字900億円、航空機エンジンの不具合響く
・三菱電機<6503>防衛装備品で8生産棟新設、220億円投資
・トヨタ自<7203>来月からEV専用車「bZ4X」一般販売、一部改良も実施
・出光興産<5019>ビスフェノールA事業から撤退
・伊藤忠<8001>エジプト社とスエズ運河で船舶向けアンモニア供給拠点開発
・NTT<9432>日台間でIOWN接続、中華電信と合意
・日立建機<6305>九電と建設現場の電力供で協業
・ENEOS<5020>東芝とCO2電解技術活用で合成燃料製造の事業性評価で合意
・三浦工業<6005>水素専焼小型ボイラ開発、燃料消費量1割低減
・アズビル<6845>フォレストエナジーと資本提携、再生エネ供給強化
・三菱重<7011>水素発電向けポンプ開発へ、大容量供給型
・IHI<7013>東南アで低炭素発電の検討開始
・東京ガス<9531>CO2資源化サービス、炭酸塩を顧客先で製造
・旭化成<3407>米NFWに出資、低環境負荷レザーで連携
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
<海外>
・特になし <ST>
■売り一巡後の底堅さを見極め
■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円
■前場の注目材料:THK、25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集
■売り一巡後の底堅さを見極め
26日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが105ドル安、ナスダックは318ポイント安だった。主要企業の決算発表が本格化するなか、前日の取引終了後に決算を発表したアルファベットは、クラウドの売り上げが予想を下回ったことが嫌気され大幅な下落となるなか、ハイテク株へ売りが波及した。また、9月の米新築住宅販売件数が予想を上回ったことから米長期金利が上昇したことも相場の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比260円安の30980円。円相場は1ドル150円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まりそうだ。昨日の日経平均は一時31500円に迫る場面も見られたが、再び31000円水準での攻防になりそうだ。ボリンジャーバンドの-1σが31170円辺りに位置しているため、これをあっさり割り込んでくるようだと、31000円割れを狙った短期的な売り仕掛けの動きが入りやすいだろう。もっとも、決算発表が本格化するなかでは積極的な売買は手控えられるため、売り一巡後の底堅さを見極めたい。
米国の取引終了後に決算を発表したメタプラットフォームズは、1株利益と売上高が予想を上回ったとして、時間外取引で上昇している。決算に振らされやすい需給状況ではあるが、下支えになりそうだ。米国ではハイテク株を中心に売られた流れから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が軟調推移となる可能性があるため、日経平均の重荷となりそうである。一方で、円相場が1ドル150円台で推移していることもあり、自動車など輸出関連の一角に資金が向かいそうだ。また、米長期金利が再び5%台に接近しているため、金融セクターへの資金流入が意識されそうであり、全体としてはTOPIX型優位になろう。
そのほか、昨日は中国の経済対策への期待から買われた面もあるため、中国市場の動向にらみの展開にもなりそうである。そのほか、SOX指数は4%を超える下落となるなか、ハイテク株への売りが強まるだろうが、足もとの半導体不況は織り込まれている一方で、来期以降の回復をにらんだ中長期的なスタンスでの押し目狙いのタイミングを見極めたい。
■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円
山崎パン<2212>は発表した2023年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の8462.25億円、営業利益は同73.9%増の278.68億円だった。主力製品の品質向上をはかるとともに、低価格帯製品や値頃感のある製品の品揃えを充実し、女性製品開発担当者による高付加価値製品の開発に取り組んだ。一部の食パン、菓子パンの価格改定を実施したが、これを下支えする低価格帯製品や値頃感のある製品を充実強化したこともあり、業績は好調に推移した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(31269.92、+207.57)
・1ドル=150.00-10円
・米原油先物は上昇(85.39、+1.65)
・活発な自社株買い
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・THK<6481>25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集
・マツダ<7261>中国市場の巻き返し図る、25年にEV投入
・IHI<7013>15年ぶり最終赤字900億円、航空機エンジンの不具合響く
・三菱電機<6503>防衛装備品で8生産棟新設、220億円投資
・トヨタ自<7203>来月からEV専用車「bZ4X」一般販売、一部改良も実施
・出光興産<5019>ビスフェノールA事業から撤退
・伊藤忠<8001>エジプト社とスエズ運河で船舶向けアンモニア供給拠点開発
・NTT<9432>日台間でIOWN接続、中華電信と合意
・日立建機<6305>九電と建設現場の電力供で協業
・ENEOS<5020>東芝とCO2電解技術活用で合成燃料製造の事業性評価で合意
・三浦工業<6005>水素専焼小型ボイラ開発、燃料消費量1割低減
・アズビル<6845>フォレストエナジーと資本提携、再生エネ供給強化
・三菱重<7011>水素発電向けポンプ開発へ、大容量供給型
・IHI<7013>東南アで低炭素発電の検討開始
・東京ガス<9531>CO2資源化サービス、炭酸塩を顧客先で製造
・旭化成<3407>米NFWに出資、低環境負荷レザーで連携
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
・特になし
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・特になし <ST>
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