放電精密の１９年２月期営業利益２．５倍化の予想、年間配当は７円増配へ

　放電精密加工研究所<6469.T>は５日取引終了後、１９年２月期の連結業績予想を発表した。売上高は１１７億７６００万円（前期比１０．５％増）、営業利益は９億５４００万円（同２．５倍）、最終利益は６億６０００万円（同８６．２％増）と大幅増収増益を見込んでいる。主力の放電加工・表面処理部門が牽引する形で２ケタ増収を見込み、好採算の金型部門も自動車排ガス浄化装置用などの需要を取り込み、全体収益を押し上げる見通し。好業績見通しを背景に株主還元にも積極的に取り組み、今期の年間配当は前期比７円増配の２２円を計画している。
　
　なお、１８年２月期連結決算は売上高１０６億５４００万円（前の期比５．８％増）、営業利益３億８９００万円（同２．０％増）、最終利益３億５４００万円（同４９．３％増）だった。

出所：minkabuPRESS