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ブラザー工業のニュース

ブラザー工業のニュース一覧

瑞穂工場における新社屋建設計画について

配信元:PR TIMES
投稿:2022/02/21 16:51
ブラザー工業株式会社(社長:佐々木一郎)は、瑞穂工場(名古屋市瑞穂区)内に建設を予定している新社屋について、新型コロナウイルス感染拡大に伴う働き方の変化を契機に、当初計画を見直した。新しい計画では、新社屋は、延べ床面積約68,000平方メートル の8階建て、2026年中の完成を予定しており、総事業費は400億円程度としている。   


■新社屋の概要(太字部分が前回からの変更箇所)
所在地:ブラザー工業株式会社 瑞穂工場敷地内 (名古屋市瑞穂区河岸1-1-1)
施設用途:オフィス、開発設計施設等
建物規模:地上8階
延床面積:約68,000平方メートル
着工予定:2024年5月
完成予定:2026年10月

2020年2月に、既存施設の老朽化や、業務スペースが手狭になってきている現状を踏まえ、瑞穂工場に新社屋を建設することを発表しているが、これからの働き方の変化、地球環境への配慮をはじめとした持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化するため、当初計画を見直した。

当初計画で9階建て延床面積約74,000平方メートル としていた建物規模は、8階建て68,000平方メートル 程度となる見込み。また、今後の働き方の変化に対応できるレイアウトを可能にする柔軟性を確保するとともに、社内外における交流が活発に行われる共創空間の創出を実現するとしている。

新社屋は、「ブラザーグループ環境ビジョン2050」で掲げる環境目標の達成を目指すブラザーグループのフラッグシップ施設となる。今後は、最新鋭の省エネ設備の導入や太陽光パネルの設置による自然エネルギーの活用、敷地内の積極的な緑化などによるCO2排出削減を実現することで、ZEB認証*取得も視野に入れながら、新社屋を含む本社地区のカーボンニュートラル達成に向けて計画が進めらる。また、敷地内に整備予定の公開空地は、人々の交流促進とともに、みどり豊かなまちづくりと地域防災に貢献していく。

ブラザーでは、同施設を通じて従業員やステークホルダーとの活発なコミュニケーションを誘発し、新技術や新事業を生み出すことを目指すとともに、環境配慮型の建築物とすることで、持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。なお、新社屋での業務が開始された後に、一部の既存建物は解体される予定。

*ZEB ReadyもしくはZEB Orientedの取得を目指す。ZEBは「Net Zero Energy Building」の略で、快適な室内環境を保ちながら、省エネと創エネにより、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物。
配信元: PR TIMES
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