【買い】ＪＵＫＩ (6440) 短期急落後のリバウンド狙い = フェアトレード 田村 祐一

短期急落後のリバウンド狙い

■注目銘柄
ＪＵＫＩ (6440)

■注目理由
同社は、工業用ミシン世界シェアトップ企業です。

13日の同社株価は、短期急落後のリバウンドが期待できると判断しました。

12日の同社株価は、前日比2.8％安の339円で引けました。7日に発表した第3四半期決算では、大幅な増収増益を発表し好調な業績が確認できました。しかし、発表後は材料出尽くしと判断され、利益確定売りに押されています。7日の決算発表後、同社株価は約9％下落しています。短期的に大きく下落したことから、13日は再度株価上昇に転じる期待が持てると判断しました。

なお、同社の通期予想では、営業利益69億円（前期比＋34％）、当期純利益46億円（同＋53％）と大幅な増収増益を見込んでいます。しかし、第3四半期時点ですでに、通期予想に対する進捗率が、営業利益は84.7％、当期純利益は91.6％と高い進捗率を誇っています。新興国向けに工業用ミシンの需要が増加していることや、円安の進行を考慮すると、第4四半期も良好な事業環境が想定されます。

以上の点から、直近の下落は一時的な可能性が高いとともに、中長期的にも大きな株価上昇が見込める銘柄と判断しました。目先のリバウンド期待はもちろんですが、年末年始にむけて、注目したい銘柄と考えます。