中野冷、非開示だった今期経常は47％減益、未定だった配当は121円減配

　中野冷機 <6411> [東証Ｓ] が8月12日大引け後(15:30)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比55.3％減の5.7億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比46.7％減の10.9億円に落ち込む見通しを示した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比31.9％減の5.1億円に落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、従来未定としていた期末一括配当は159円(前期は280円)実施する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比79.3％減の1.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.7％→1.4％に急悪化した。

株探ニュース