鈴茂器工、前期経常を一転1％増益に上方修正

　鈴茂器工 <6405> [ＪＱ] が5月14日大引け後(15:15)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の6億円→7億円(前の期は6.9億円)に17.0％上方修正し、一転して0.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.7億円→2.7億円(前年同期は4.6億円)に58.3％増額し、減益率が62.7％減→40.9％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の売上高につきましては、国内における外食や小売業を中心とした既存顧客への小型機械の入替および増設、新規開発大型機械の販売が堅調に推移しました。また、消費増税前の駆け込み需要が想定を上回り、反動減の影響も少なく、第4四半期においては新型コロナウイルス感染症の影響が少なかったため前回公表予想を上回る見通しとなりました。　通期の営業利益、経常利益につきましては、前述の売上高が予想を上回る見通しとなったことのほか、売上原価率、販売費及び一般管理費が概ね計画通り推移し、前回公表予想を上回る見通しとなりました。　通期の親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前述の要因に加えて、退任役員の保険解約返戻金を特別利益として計上した結果、前回公表予想を上回る見通しとなりました。（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。