昭和真空が一時ストップ高、第３四半期営業黒字と期末一括配２０円を好感

　昭和真空<6384.T>が一時、１０日終値比１５０円ストップ高の１１２９円まで買われる場面があった。同社は１０日取引終了後に、１５年３月期第３四半期累計（４～１２月）の連結決算を発表。営業損益が３億６４００万円の黒字（前年同期は３億２６００万円の赤字）となったことや、期末一括配当を２０円（従来計画は１０円）とする方針を明らかにしたことが好感されているようだ。
　第３四半期の連結売上高は６０億９００万円（前年同期比８０．７％増）で着地。主力の真空技術応用装置事業はスマートフォン関連の設備投資が堅調なことなどを背景に、受注高が４４億５６００万円（同２．８％増）、売上高が４４億２００万円（同９３．７％増）に達した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

昭和真空の株価は１１時１６分現在１１２２円（△１４３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）