木村化工がカイ気配スタート、第１四半期受注好調受け１６年３月期業績予想を上方修正

　木村化工機<6378.T>がカイ気配でスタートし、気配値を切り上げる動きとなっている。１２日の取引終了後、１６年３月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の１９６億円（前期比３．０％増）を据え置きつつ、営業利益を同７億７０００万円から１１億７０００万円（同７．５％増）へ、純利益を同４億２０００万円から７億円（同１６．９％増）へ上方修正したことが好感されている。第１四半期（４～６月）の受注が好調だったことに加えて、高収益案件の進捗が順調に進んでいることが要因としている。
　なお、第１四半期決算は、売上高３５億９４００万円（前年同期比３５．３％増）、営業利益５億２２００万円（前年同期１億１８００万円の赤字）、純利益３億４２００万円（同８１００万円の赤字）だった。

木村化工の株価は９時７分現在５５５円（△３０円）カイ気配


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）