千代化建が下げ幅縮小、工事採算が改善し、１０年３月期利益予想を上方修正

　大手エンジニアリング会社の千代田化工建設が後場に入り下げ幅を縮小。前場は４３円安の８３０円まで売られる場面があったが、６日午後零時に１０年３月期連結業績予想の上方修正を発表、好感されている。売上高は３２００億円（前期比２８．３％減）を据え置いたが、営業利益を１０億円から１７億円（同７６．５％減）、純利益を２０億円から２９億円（同５５．４％減）に引き上げた。内外のグループ会社で「工事採算が改善した」（ＩＲ・広報室）ことで、利益額が増加する。また、ジョイントベンチャー持分資産の利息収入も当初予想を上回ったため、純利益予想を引き上げている。

　午後零時５６分時点の株価は３９円安の８３４円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社