石井表記が３連騰、有力液晶パネルメーカー向け大口受注寄与し第３四半期営業利益２．１倍

　石井表記<6336.T>が３連騰し、約２カ月ぶりに年初来高値を更新している。１４日の取引終了後に発表した第３四半期累計（２～１０月）連結決算が、売上高９３億１９００万円（前年同期比３３．２％増）、営業利益９億２４００万円（同２．１倍）、純利益８億５６００万円（同３．４倍）と大幅増益となったことが好感されている。

　スマートフォンやタブレット端末の旺盛な需要を背景にした顧客の設備投資拡大を受けて、プリント基板製造装置の売り上げが増加した。また、前期に獲得した有力液晶パネルメーカー向けインクジェットコーターの大口受注を売り上げ計上したことも寄与した。

　なお、１８年１月期通期業績予想は、売上高１２６億２１００万円（前期比３４．２％増）、営業利益１０億４３００万円（同７５．７％増）、純利益９億４３００万円（同９５．３％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）