＜チャートの視点＞＝明治機、５・２５日線のＧＣが目前に迫る

　明治機械<6334.T>は、５日移動平均線（２９日時点：２３０円）と２５日移動平均線（同：２３４円）とのゴールデン・クロス（ＧＣ）が目前に迫っている。７月２８日に年初来高値３２５円をつけたあとは利益確定売りなどに押されたものの、８月８日安値１９４円を底に持ち直し。８月２０日に戻り高値２６９円をつけたあとは上げ一服となっているが、もみあい商状は煮詰まり感を強めつつある。一方、一目均衡表では基調の転換点とされる「雲のねじれ」（先行スパン１と先行スパン２が交差：２９日時点でともに２３９円）が生じるなど、注目点に差し掛かっている。
　なお、８月１１日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結業績は、売上高が８億８９００万円（前年同期比１０．２％減）で着地。ただ、営業損益は３４００万円の赤字（前年同期実績は５３００万円の赤字）とやや改善している。

明治機の株価は１３時２８分現在２３５円（▼３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）