菱化工機が続伸、全般悪地合いのなか材料株素地再燃

　三菱化工機<6331.T>が続伸、持ち前の材料株素地を再燃させ、全般悪地合いの間隙を縫って上昇継続。トヨタ自動車<7203.T>が燃料電池車である「ミライ」を世界で初めて１２月から市販する予定にあるが、これに合わせ燃料電池車向け水素ステーションの施設拡充も政策的に焦眉の急となっている。政府と大手自動車メーカーなどは、水素ステーションの運営費用の一部を官民で負担し、水素を安く供給できるようにする構えをみせているが、そのなか同社は水素製造技術に定評があり、水蒸気改質型水素製造装置などを手掛けることから関連株として有力視されている。

菱化工機の株価は１０時１分現在４４５円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）