化工機、今期経常を24％上方修正、配当も10円増額

　三菱化工機 <6331> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の16億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の16.5億円→20.5億円(前期は12.6億円)に24.2％上方修正し、増益率が30.2％増→61.8％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の11.5億円→15.5億円(前年同期は11.7億円)に34.7％増額し、一転して31.7％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比87.6％増の11億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の5.1％→7.9％に改善した。

株探ニュース