シンニッタンの１０年３月期連結営業損益は１億円の黒字転換予想

　シンニッタンは１５日引け後、１０年３月期連結の業績予想を修正した。売上高は１２０億円から１１５億円（前期比３６．７％減）に小幅減少するが、営業損益は３億円の赤字から１億１０００万円の黒字（前期は１４億１１００万円の黒字）に浮上する。顧客である商用車、大型建設機械の生産台数は伸び悩むが、全社的な原価低減活動などが奏功し、営業黒字転換を果たす。最終赤字は子会社で金融・不動産事業などを営むジェイ・エム・ティ（川崎市）が連結ベースで１０億２５００万円の貸倒引当金を計上するのに伴い、４億５０００万円から９億円（前期は６億５９００万円の黒字）へと損失幅を拡大する。

　終値は、前日比４円安の２９５円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社