北川鉄、前期経常を27％下方修正

　北川鉄工所 <6317> が4月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の45億円→33億円(前の期は59.3億円)に26.7％下方修正し、減益率が24.1％減→44.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.1億円→7.1億円(前年同期は27.8億円)に62.6％減額し、減益率が31.1％減→74.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年３月期通期連結業績予想に関して、売上高、営業利益、経常利益については当社グループが関連する業界の景気後退感が強まったことに加えて、1月以降の新型コロナウイルス感染症拡大による中国、欧州での製造業の生産停止等の影響から前回発表した予想数値を下回る見通しとなりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益についても海外タイ子会社の固定資産の減損損失等を特別損失に計上することから前回発表した予想数値を下回る見通しとなりましたので、上記のとおり業績予想を修正いたします。(注) 上記の業績予想は現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる場合があります。