決算プラス・インパクト銘柄 【東証プライム】寄付 … ＭＳＯＬ、クミアイ化、エニグモ (12月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の12月13日から14日の決算発表を経て15日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　ＭＳＯＬ <7033>
　22年10月期の連結経常利益は前の期比7.8％減の8.5億円になったが、23年10月期は前期比2.2倍の19億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

★No.5　ＪＳＢ <3480>
　22年10月期の連結経常利益は前の期比19.0％増の61.8億円になり、23年10月期も前期比7.3％増の66.3億円に伸びを見込み、10期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4996> クミアイ化 　　東Ｐ 　 +12.78 　 12/14　本決算　　　-18.12
<3565> アセンテック 　東Ｐ　　 +4.66 　 12/14　　　3Q　　　-12.98
<7033> ＭＳＯＬ 　　　東Ｐ　　 +4.30 　 12/14　本決算　　　121.19
<3665> エニグモ 　　　東Ｐ　　 +3.97 　 12/14　　　3Q　　　-58.07
<3480> ＪＳＢ 　　　　東Ｐ　　 +1.17 　 12/14　本決算　　　　7.27

<6309> 巴工業 　　　　東Ｐ　　 +0.25 　 12/14　本決算　　　-13.18

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース