エアーテック、今期経常を一転6％増益に上方修正・最高益更新へ

　日本エアーテック <6291> が5月11日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の9.7億円→16.5億円(前期は15.6億円)に70.1％上方修正し、一転して5.6％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第１四半期は、新型コロナ感染症対策を目的とした令和２年度厚生労働省第二次補正予算による補助金交付を受けた３月期末受注が想定以上となった結果、売上・利益ともに大きく伸長しました。　また、半導体・電子分野は堅調に推移し、バイオロジカル分野も再生医療の進展、食品工場のHACCP義務化及び医薬品の安全志向の高まりに伴い堅調に推移することが予想されます。　一方、第２四半期以降の病院、福祉施設等への感染症対策製品は、受注状況が現時点では不透明であることから、これによる売上・利益への影響は考慮せず業績予想を算定しております。（注）上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報を基に作成したものであり、実際の業績は様々な事情により異なる場合が有ります。