エアーテック、前期経常を一転22％減益に下方修正、配当は4円増額

　日本エアーテック <6291> が2月6日後場(13:00)に業績・配当修正を発表。18年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の7.6億円→5.8億円(前の期は7.4億円)に23.3％下方修正し、一転して21.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の5億円→3.2億円(前年同期は4.3億円)に35.4％減額し、一転して24.6％減益計算になる。

　同時に、期末一括配当を従来計画の16円→20円(前の期は20円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　平成30年12月期の通期業績は、電子工業分野において、受注は増加したものの、完了までに日数を要する案件が多く、売上増加に至りませんでした。一方、材料費の高騰や、倉庫等の賃借料の増加による製造原価の上昇、荷造運賃の値上げ等による経費増大により、利益につきましても前回予想を下回る見込みとなりました。　このような状況より通期業績予想を上記の通り修正いたします。　（注）上記の予想につきましては、現時点における入手可能な情報を基に作成したものであり、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。

　　売上高が２年連続100億円を達成することができ、株主の皆様のご支援にお応えするため、平成30年12月期の期末配当につきましては、前回予想の１株当たり16円に4円増配し、普通配当20円に上方修正いたします。　当社は株主の皆様への継続的な安定配当の維持に努めており、利益配当金は、配当性向30％以上を基本としております。　なお、平成30年12月期の期末配当につきましては、平成31年3月28日開催予定の第46回定時株主総会に付議する予定です。