決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … Ｓａｎｓａｎ、タマホーム、コスモス薬品 (4月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証プライムの銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　ライク <2462>
　22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比7.9％減の24.6億円に減り、通期計画の55億円に対する進捗率は44.8％にとどまり、5年平均の49.5％も下回った。

▲No.4　コスモス薬品 <3349>
　22年5月期第3四半期累計(21年6月-22年2月)の連結経常利益は前年同期比13.5％減の241億円に減り、通期計画の359億円に対する進捗率は67.1％にとどまり、5年平均の72.9％も下回った。

▲No.6　インターアク <7725>
　22年5月期の連結経常利益を従来予想の18億円→11.5億円(前期は17.4億円)に36.2％下方修正し、一転して34.0％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4433> ヒトコムＨＤ 　東Ｐ 　 -10.33 　　4/11　　上期　　　 24.88
<2462> ライク 　　　　東Ｐ　　 -9.25 　　4/11　　　3Q　　　 -7.89
<8194> ライフコーポ 　東Ｐ　　 -8.01 　　4/11　本決算　　　　1.29
<3349> コスモス薬品 　東Ｐ　　 -7.69 　　4/11　　　3Q　　　-13.49
<1419> タマホーム 　　東Ｐ　　 -6.23 　　4/11　　　3Q　　　 25.50

<7725> インターアク 　東Ｐ　　 -5.74 　　4/11　　　3Q　　　-45.45
<6289> 技研製 　　　　東Ｐ　　 -4.39 　　4/11　　上期　　　 29.01
<7487> 小津産業 　　　東Ｐ　　 -3.82 　　4/11　　　3Q　　　-18.82
<8904> アバンティア 　東Ｐ　　 -2.98 　　4/11　　上期　　　-38.74
<2651> ローソン 　　　東Ｐ　　 -2.77 　　4/11　本決算　　　　1.95

<7607> 進和 　　　　　東Ｐ　　 -2.37 　　4/11　　上期　　　 64.17
<4443> Ｓａｎｓａｎ 　東Ｐ　　 -2.01 　　4/11　　　3Q　　　 56.58
<2735> ワッツ 　　　　東Ｐ　　 -1.63 　　4/11　　上期　　　-36.40
<7513> コジマ 　　　　東Ｐ　　 -0.67 　　4/11　　上期　　　 -4.69

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース