サトーＨＤ、今期経常を一転微増益に上方修正・最高益更新へ

　サトーホールディングス <6287> [東証Ｐ] が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.3％減の43億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の78億円→91億円(前期は90.6億円)に16.7％上方修正し、一転して0.4％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比16.9％増の47.9億円に伸びる計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比23.4％減の22.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.0％→6.9％に悪化した。

株探ニュース