決算プラス・インパクト銘柄・引け後 … ＤＣＭ、ミタチ産業、瑞光 (12月27日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　瑞光 <6279>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比60.9％増の14.6億円に拡大し、通期計画の14.5億円に対する進捗率が101.0％とすでに上回り、さらに5年平均の51.9％も超えた。

★No.3　ハローズ <2742>
　24年2月期第3四半期累計(3-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比17.1％増の77.5億円に伸び、通期計画の91.5億円に対する進捗率は84.8％に達し、5年平均の71.4％も上回った。

★No.4　ナガイレーベ <7447>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比4.3％増の6.7億円に伸びたが、9-2月期(上期)計画の18.4億円に対する進捗率は36.7％にとどまり、5年平均の39.9％も下回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<6279> 瑞光 　　　　　東Ｐ 　 +18.19 　 12/27　　　3Q　　　 60.88
<3321> ミタチ産業 　　東Ｓ　　 +5.15 　 12/27　　上期　　　-38.94
<2742> ハローズ 　　　東Ｐ　　 +4.97 　 12/27　　　3Q　　　 17.09
<7447> ナガイレーベ 　東Ｐ　　 +4.09 　 12/27　　　1Q　　　　4.32
<2164> 地域新聞社 　　東Ｇ　　 +3.84 　 12/27　　　1Q　　　　黒転

<7921> 宝＆ＣＯ 　　　東Ｐ　　 +3.22 　 12/27　　上期　　　 11.84
<8217> オークワ 　　　東Ｐ　　 +1.48 　 12/27　　　3Q　　　-13.32
<6664> オプトエレ 　　東Ｓ　　 +0.30 　 12/27　本決算　　　　赤縮
<3050> ＤＣＭ 　　　　東Ｐ　　 +0.07 　 12/27　　　3Q　　　 -9.39

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース