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ホソカワミクロンのニュース

ホソカワミクロンのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2023/11/08 05:30

ティラド <7236>  2,722円 (+500円、+22.5%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。ティラド <7236> [東証P]がストップ高。自動車用を中心にエンジンを冷却するラジエーターなど各種熱交換器を製造する。半導体不足などサプライチェーン問題の解消による自動車生産回復が同社の収益環境も改善させている。6日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の24億円から30億円(前期比2.9倍)に大幅増額修正しポジティブサプライズとなった。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の20円から一気に160円に引き上げたことでマーケットの視線を釘付けにした。これに伴い配当利回りは前日6日終値換算で7.2%に跳ね上がった。更に発行済み株式数1.79%相当の12万株の自社株を消却することも併せて発表、買い人気を増幅させたようだ。

阪神燃 <6018>  1,820円 (+297円、+19.5%)

 阪神内燃機工業 <6018> [東証S]が3日続急騰。同社は6日取引終了後、24年3月期通期の単独業績予想を修正。経常利益の見通しを従来の3億5000万円から6億円(前期比0.4%減)に上方修正したことが好感されたようだ。売上高の見通しは従来通り95億円(同4.8%増)で据え置いたが、部分品及びCMR(鋳造・金属機械加工)関連受注が堅調に推移するとみている。また、あわせて期末一括配当を従来計画比10円増額の50円(前期も50円)とする方針も明らかにしている。

メイコー <6787>  4,030円 (+655円、+19.4%) 一時ストップ高

 東証プライムの上昇率2位。メイコー <6787> [東証P]が5日続急騰、一時ストップ高となった。6日の取引終了後に24年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を1650億円から1730億円(前期比3.4%増)へ、純利益を62億円から93億円(同5.1%増)へ引き上げており、これが好感された。受注状況が好調なことに加え、円安による為替差益の計上が寄与する。あわせて配当予想を50円から55円(前期55円)に増額した。同時に発表した4-9月期決算は売上高が862億1600万円(前年同期比5.5%増)、純利益が52億2300万円(同18.6%減)だった。

サンウッド <8903>  980円 (+150円、+18.1%) ストップ高

 サンウッド <8903> [東証S]がストップ高。6日の取引終了後、京王電鉄 <9008> [東証P]がサンウッドに対し、完全子会社化を目的にTOBを実施すると発表。TOB価格の1株1250円にサヤ寄せする動きとなった。京王は現在、サンウッド株の21.13%を所有している。これまでの資本・業務提携に基づく連携を更に進めたい考え。買い付け予定数は373万2551株(下限215万5000株、上限設定なし)で、買い付け期間は11月7日から12月19日まで。TOB成立後に同社株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は6日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

高田工 <1966>  1,133円 (+150円、+15.3%) ストップ高

 高田工業所 <1966> [東証S]がストップ高。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益の見通しを10億円から15億円(前期比8.9%減)に引き上げており、好感されたようだ。コストダウンや生産性向上の推進に向けた取り組みが奏功した上期の実績を業績予想に反映した。一方、今期の売上高の見通しは532億円から523億円(同9.6%減)に引き下げた。また、同社はふくおかフィナンシャルグループ <8354> [東証P]傘下の福岡銀行が保有するB種株式の全てを、24年3月末までに取得して消却することで、同行と基本合意したと発表した。取得価額の総額は15億円で、臨時株主総会での承認を前提とする。

あすか薬HD <4886>  1,937円 (+238円、+14.0%)

 東証プライムの上昇率3位。あすか製薬ホールディングス <4886> [東証P]が急反騰。6日の取引終了後に年間配当予想の上方修正を発表しており、これが株価を刺激する材料となった。これまで10円を予想してきた中間配当は20円で決定。そのうえで、期末配当予想を10円増額して20円とした。年間配当予想は40円(前期比24円増配)となる。同時に連結配当性向30%を目安とし、年間配当の下限を30円とする新たな配当方針も公表した。あわせて開示した24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.9%増の316億4800万円、最終利益が同76.0%増の41億2900万円だった。

トピー <7231>  2,715円 (+250円、+10.1%)

 東証プライムの上昇率6位。トピー工業 <7231> [東証P]が続急騰。7日午後1時半に24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。これにあわせて通期の業績と年間配当予想を上方修正しており、好感されたようだ。今期の売上高予想は3420億円から3430億円(前期比2.5%増)、最終利益予想は65億円から75億円(同18.6%増)に引き上げたほか、年間配当予想を20円増額して108円(同20円増配)に見直した。9月中間期の売上高は前年同期比6.3%増の1659億3800万円、最終利益は同62.3%増の33億8100万円と計画を上振れて着地した。販売価格の適正化が進んだほか、修繕費などのコストが想定を下回った。上期の実績や直近の事業動向を業績予想に反映した。

ノリタケ <5331>  6,630円 (+570円、+9.4%)

 東証プライムの上昇率7位。ノリタケカンパニーリミテド <5331> [東証P]が続急伸。7日午後2時、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、経常利益の見通しを120億円から135億円(前期比8.8%増)に上方修正した。経常利益は減益予想から一転して過去最高を更新する見込み。更に、年間配当予想の増額と1対2の株式分割の実施も公表し、材料視されたようだ。為替差益などを今期の業績予想に反映した。売上高の見通しは1410億円から1390億円(同0.4%減)に引き下げている。年間配当予想は10円増額して240円(同35円増配)とした。連結配当性向を30%以上とする新たな配当政策の基本方針に基づく。株式分割は24年3月31日を基準日とし4月1日付で実施する。

武蔵精密 <7220>  1,714円 (+144円、+9.2%)

 東証プライムの上昇率8位。武蔵精密工業 <7220> [東証P]が4日続急伸。ホンダ系の自動車部品メーカーでトランスミッションギアやシャフトなどを手掛けている。自動車生産回復の追い風を受けるなか、国内や米国で好採算商品が好調で収益押し上げに反映されている。6日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の110億円から140億円に30億円上乗せし、前期比で82%の大幅増益となる見通し。今上期(23年4-9月)業績が事前のコンセンサスを大きく上回ったことで通期見通しも増額したが、市場では一段の上方修正余地が意識されたもようだ。目先筋の利益確定売りを吸収する形で継続的な実需買いが観測された。

シンフォニア <6507>  1,772円 (+138円、+8.5%)

 東証プライムの上昇率9位。シンフォニア テクノロジー <6507> [東証P]が続急伸。7日、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直し、最終利益の見通しを56億円から62億円(前期比23.4%減)に引き上げた。年間配当予想は10円増額して60円(同15円減配)としており、これらを評価した買いが入った。モーション機器部門では、航空宇宙関連機器やエンジニアリング&サービス事業での工事・サービスの採算性が改善する。円安効果も業績予想に反映した。今期の売上高の見通しは据え置いている。上期(4-9月)の売上高は前年同期比4.6%減の467億9200万円、最終利益は同23.3%減の23億3700万円だった。

カカクコム <2371>  1,592円 (+121.5円、+8.3%)

 東証プライムの上昇率10位。カカクコム <2371> [東証P]が3日続急伸。7日午前11時40分ごろに4-9月期決算を発表し、売上高は前年同期比11.3%増の314億3500万円、営業利益は同3.6%増の112億9900万円だった。あわせて自社株買いの実施を発表しており、これらを好感した買いが入った。経済社会活動の正常化が進むなか食べログや求人ボックスが伸び、全体業績に貢献した。通期見通しに変更はない。自社株買いについては取得上限500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.49%)、または60億円。期間は11月8日から来年1月31日まで。

JINSHD <3046>  4,440円 (+325円、+7.9%)

 ジンズホールディングス <3046> [東証P]が続急伸。6日の取引終了後に発表した10月度の月次売上状況(速報)で、既存店売上高が前年同月比12.1%増と9ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感されたようだ。特殊なコーティングを施した「JINS無敵コーティング」をはじめとしたオプションレンズの装着率が上昇したほか、この秋新たに立ち上げた「JINS/Disney(ジンズ/ディズニー)モデル」の「Disney100アイウエアコレクションbyJINS」が売上を牽引した。なお、全店売上高は同14.4%増だった。

日本CMK <6958>  710円 (+38円、+5.7%)

 日本シイエムケイ <6958> [東証P]が3日続急伸。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。売上高の予想を850億円から870億円(前期比3.8%増)、経常利益の予想を25億円から32億円(同22.0%増)に引き上げ、経常利益は減益予想から一転して増益の計画となる。更に、中期経営計画の目標も引き上げており、成長を期待する投資家の買いを誘発したようだ。今期は車載分野においてパワートレイン・走行安全系向けの販売が好調に推移するほか、為替の影響も利益を押し上げる要因となる。中期経営計画の数値目標に関しては、27年3月期の売上高の目標を1000億円から1100億円、営業利益の目標を80億円から95億円(24年3月期見通しは30億円)に増額修正した。23年4-9月期の売上高は前年同期比5.4%増の432億1600万円、経常利益は同8.0%増の16億7700万円だった。

東計電算 <4746>  6,590円 (+350円、+5.6%)

 東計電算 <4746> [東証S]が5日続急伸。6日の取引終了後、23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結決算発表にあわせ、配当予想を見直した。今期の年間配当予想を20円増額し210円(前期比20円増配)とする。また、12月31日を基準日として24年1月1日付で1株を2株に分割するとも公表しており、手掛かり視されたようだ。23年1-9月期の売上高は前年同期比5.5%増の138億8800万円、最終利益は同18.2%増の28億8000万円だった。ソフトウェア開発業務やシステム運用業務が堅調に推移した。

インフォR <9338>  4,000円 (+210円、+5.5%)

 INFORICH <9338> [東証G]が3日続急伸。6日の取引終了後、すかいらーくホールディングス <3197> [東証P]が運営する各種レストランで、モバイルバッテリーシェアリングサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」を展開すると発表。これが買い材料視された。11月から、すかいらーく傘下のグループ会社が運営するレストラン約800店舗に設置するという。

世紀東急 <1898>  1,672円 (+83円、+5.2%)

 世紀東急工業 <1898> [東証P]が3日ぶり急反発。6日の取引終了後に4-9月期決算を発表。純利益が前年同期比9.5倍の8億6100万円で着地しており、これを好感した買いが入った。売上高は同5.4%減の396億3400万円と減少したものの、利益面では原材料価格高騰の影響を受けて厳しい結果となった前年からの反動で改善した。通期の増収増益見通しに変更はない。

ホソミクロン <6277>  4,500円 (+220円、+5.1%)

 ホソカワミクロン <6277> [東証P]が続急伸。6日の取引終了後、23年9月期の連結業績に関し、売上高が計画の700億円から795億円(前の期比18.8%増)、最終利益が45億円から59億5000万円(同48.5%増)と、それぞれ上振れして着地したようだと発表し、買い安心感をもたらした。調達部材や物流の混乱の影響を受けていたが、長期化した納期については安定化し、豊富な受注残高から売り上げの計上が徐々に進むようになった。第3四半期(4-6月)以降は収益率が改善に向かったほか、円安による為替換算上の上積みもあった。

TSテック <7313>  1,839円 (+84.5円、+4.8%)

 テイ・エス テック <7313> [東証P]が大幅続伸。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の13億円から30億円(前年同期比2.2倍)へと上振れして着地したようだと発表。微減益の計画から一転して増益で着地する形となったことが株価の支援材料となった。売上収益予想は1910億円から2023億円(前年同期比2.7%増)に引き上げた。自動車用シート部品を手掛ける同社は、減産に伴う影響を受けながらも、円安による為替差益や金利上昇による受取利息の増加が業績を押し上げた。通期の業績予想は精査中で、10日に予定する第2四半期決算発表時に公表するとしている。

ゴルドウイン <8111>  10,555円 (+460円、+4.6%)

 ゴールドウイン <8111> [東証P]が大幅高で5日続伸。7日午前10時に、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比12.8%増の510億9600万円、最終利益は同25.3%増の73億2300万円となった。これまで示していた計画を上回って着地しており、業況を評価した買いが集まった。イベントの再開やインバウンド需要の回復が追い風となったほか、韓国における持ち分法適用会社であるYOUNGONE OUTDOOR Corporationの業績が好調に推移し、収益を押し上げた。

松屋フーズ <9887>  4,715円 (+205円、+4.6%)

 松屋フーズホールディングス <9887> [東証P]が大幅高で10日続伸。2020年2月以来、およそ3年9ヵ月ぶりの高値圏で推移する。6日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しを4億円から22億円(前期比75.3%増)に引き上げた。減益予想から一転、増益を計画する形となったことを好感した買いが入り、株価水準を一段と切り上げた。売上高の見通しは1136億円から1234億円(同15.8%増)に見直した。既存店売上高が増加したほか、売上高に占める固定費の割合も低下し、利益も計画を上回る見込みとなった。上期(4-9月)の売上高は前年同期比15.5%増の590億3100万円、最終利益は同39.3%増の13億2700万円だった。グループで運営する店舗などで約5億円の減損損失を計上しながらも、業績は計画を上振れして着地した。

※7日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
配信元: 株探
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