レオン、今期経常を81％上方修正、配当も4円増額

　レオン自動機 <6272> が11月10日大引け後(16:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比38.7％減の11.7億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6.2億円→11.2億円(前期は29.3億円)に80.6％上方修正し、減益率が78.9％減→61.8％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益は0.5億円の赤字(前年同期は10.1億円の黒字)に転落する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の11円→15円(前期は22円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.2％減の12.1億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の16.1％→16.7％に上昇した。

株探ニュース