決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … エーザイ、小野薬、日精工 (8月1日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月31日から1日の決算発表を経て2日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アイエスビー <9702>
　18年12月期の連結経常利益を従来予想の7.4億円→8.2億円(前期は6.2億円)に10.8％上方修正し、増益率が18.0％増→30.8％増に拡大する見通しとなった。

★No.2　王子ＨＤ <3861>
　19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の278億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の410億円に対する進捗率は68.0％に達し、5年平均の57.3％も上回った。

★No.3　三井海洋 <6269>
　18年12月期の連結経常利益を従来予想の200億円→220億円(前期は243億円)に10.0％上方修正し、減益率が17.8％減→9.5％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9702> アイエスビー 　東１ 　 +19.74 　　8/ 1　　上期　　　 37.76
<3861> 王子ＨＤ 　　　東１ 　 +11.78 　　8/ 1　　　1Q　　　176.58
<6269> 三井海洋 　　　東１　　 +9.13 　　8/ 1　　上期　　　 74.16
<4902> コニカミノル 　東１　　 +7.39 　　8/ 1　　　1Q　　　 86.11
<4528> 小野薬 　　　　東１　　 +7.38 　　8/ 1　　　1Q　　　 22.99

<6849> 日本光電 　　　東１　　 +6.31 　　8/ 1　　　1Q　　　267.09
<3401> 帝人 　　　　　東１　　 +5.67 　　8/ 1　　　1Q　　　　5.76
<4282> ＥＰＳ 　　　　東１　　 +5.47 　　8/ 1　　　3Q　　　-12.99
<7951> ヤマハ 　　　　東１　　 +5.17 　　8/ 1　　　1Q　　　 20.65
<8356> 十六銀 　　　　東１　　 +4.78 　　8/ 1　　　1Q　　　-15.52

<4471> 三洋化 　　　　東１　　 +4.64 　　8/ 1　　　1Q　　　 22.70
<2222> 寿スピリッツ 　東１　　 +4.41 　　8/ 1　　　1Q　　　 52.65
<6121> 滝沢鉄 　　　　東１　　 +4.40 　　8/ 1　　　1Q　　　　黒転
<8334> 群馬銀 　　　　東１　　 +4.04 　　8/ 1　　　1Q　　　-22.63
<9006> 京急 　　　　　東１　　 +3.99 　　8/ 1　　　1Q　　　 16.19

<5901> 洋缶ＨＤ 　　　東１　　 +3.46 　　8/ 1　　　1Q　　　-10.00
<4523> エーザイ 　　　東１　　 +2.72 　　8/ 1　　　1Q　　　 40.64
<8056> ユニシス 　　　東１　　 +2.72 　　8/ 1　　　1Q　　　　2.19
<4739> ＣＴＣ 　　　　東１　　 +2.45 　　8/ 1　　　1Q　　　　7.43
<4403> 日油 　　　　　東１　　 +2.18 　　8/ 1　　　1Q　　　 19.21

<6861> キーエンス 　　東１　　 +1.99 　　8/ 1　　　1Q　　　 16.44
<8129> 東邦ＨＤ 　　　東１　　 +1.82 　　8/ 1　　　1Q　　　 -6.74
<1417> ミライトＨＤ 　東１　　 +1.28 　　8/ 1　　　1Q　　　 65.07
<6471> 日精工 　　　　東１　　 +0.82 　　8/ 1　　　1Q　　　　7.28
<5946> 長府製 　　　　東１　　 +0.54 　　8/ 1　　上期　　　-13.42

<9351> 洋埠頭 　　　　東１　　 +0.52 　　8/ 1　　　1Q　　　　6.43
<7609> ダイトロン 　　東１　　 +0.46 　　8/ 1　　上期　　　 25.09

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした2日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース