＜注目銘柄＞＝マルマエ、今期は半導体分野の大幅増収を見込む

　マルマエ<6264.T>は半導体やＦＰＤ（フラットパネルディスプレー）の製造装置に使用される真空部品などを製造。今１８年８月期通期の単独業績は、売上高が４０億円（前期比３１．８％増）、経常利益が９億８０００万円（同３３．０％増）を見込んでいる。

　分野別の売上高は、半導体分野が３０億７０００万円（同４２．８％増）、ＦＰＤ分野が９億７００万円（同１７．６％増）を計画。半導体製造装置市場の拡大傾向が続くと予想しているほか、ＦＰＤは中国での大型液晶テレビ向け投資の本格化や国内外でのスマートフォン向け有機ＥＬの投資拡大が追い風になるとみている。

　株価は９月６日につけた直近安値１０１１円を底に下値を切り上げる展開で、足もとでは２５日移動平均線と７５日移動平均線とのゴールデンクロスが実現。まずは６月８日につけた年初来高値１７４７円の早期奪回が期待される。（参）

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）