ペガサス、今期経常を一転黒字に上方修正

　ＰＥＧＡＳＵＳ <6262> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比87.3％減の3.3億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の0.1億円の赤字→2.7億円の黒字(前期は29.4億円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1.5億円の赤字→2.8億円の赤字(前期は22.9億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の6.7億円の赤字→3.9億円の赤字(前年同期は4.9億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は3.3億円の赤字(前年同期は1.7億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の6.2％→-0.5％に急悪化した。

株探ニュース