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<動意株・17日>(大引け)=丸文、ミナトHD、ジーエヌアイなど
丸文<7537.T>=大陽線形成で上値追い加速。エレクトロニクス商社で半導体・電子部品などを主力に手掛ける。民生機器向けや車載向け半導体が好調で収益を押し上げているが、半導体製造装置は政府による財政支援で今後中期的な需要拡大が見込まれ、ハイスペック商品を取り扱う同社の商機が高まることが予想される。業績も会社側想定を上回る好調で推移しており、24年3月期営業利益は期初予想の87億5000万円から125億円(前期比14%増)に大幅増額、減益見通しから一転して2ケタ増益見通しに変わり、連続過去最高更新が見込まれている。時価換算でPBRは0.7倍台、なおかつ3.7%前後の配当利回りは一段の水準訂正余地を示唆している。
ミナトホールディングス<6862.T>=大幅反発でストップ高。11月14日につけた年初来高値1053円を払拭し新値街道に躍り出た。産業用メモリーモジュールを主力とし、半導体関連の中小型株として人気を集めている。24年3月期営業利益は前期比44%増の11億7000万円を見込んでおり、最終利益は連結子会社株式譲渡に伴う特別利益計上という特殊要因があるものの、今期予想PERが依然として5倍強と割安感が際立つ。デジタルデバイスやデジタル周辺機器の製造以外にもプログラマ、システムソリューション、Webサイトと幅広い業務領域を持っているのも特長。M&A戦略に長じ業容拡大に積極的。時価は2006年以来約17年ぶりの高値圏に浮上しているが、現状は12事業と国内で7つの連結子会社を擁し、にもかかわらず時価総額は依然として100億円未満で評価不足歴然という見方もある。
ジーエヌアイグループ<2160.T>=3連騰で新値街道を快走。同社が14日に発表した1~9月期決算は、売上高が前年同期比61.0%増の205億4700万円、営業利益が同4.6倍の68億200万円だった。主力製品の「アイスーリュイ」が堅調だったほか、アステラス製薬<4503.T>との戦略的提携による契約一時金が寄与した。好決算を受けた買いが続いている。
AIメカテック<6227.T>=異彩の8連騰で最高値街道まい進。前日までの7営業日で1700円あまりの大幅な上昇をみせており、その反動も意識される場面だが、きょうは半導体主力株が総じて軟調ななかにあって、目先筋の売り物をこなし上値指向にある。株式需給面では今週14日から貸株規制が入っているが、東証信用残や証金残には反映されない形で外資家証券経由の貸株調達による空売りが高水準に入っている。引き続き、この買い戻し圧力が株価に浮揚力を与えている。同社株は5月下旬を境に急速に株価水準を切り上げ、最高値街道をまい進し、きょうの高値まで半年で株価は約3.5倍化している。
ジェイドグループ<3558.T>=急反発。同社は16日取引終了後、3~10月の連結営業利益(速報値)が13億1250万円となり、通期計画の17億5000万円に対する進捗率が75%に達したと発表。これが買い安心感につながっているようだ。B2Bプラットフォームサービスを最大限に活用したReebok JapanのPMI(Post Merger Integration:買収後の統合)が順調に進んでいることから、売り上げが厳しい時でも利益を出せる筋肉質な収益体質が構築され、この営業利益を実現できたとしている。
FRONTEO<2158.T>=切り返す。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業を主力に、ヘルスケア分野にも自然言語解析AIなどで横軸展開を図り業容を広げている。16日取引終了後、同社はテキストデータの中の関連度・非関連度を色彩に置き換えて認知・解析する技術について特許査定を取得したことを発表、足もとでこれを材料視する買いを引き寄せている。株価は10月末のザラ場に549円の年初来安値をつけたが、その後は急浮上し時価は75日移動平均線を上回って推移している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ミナトホールディングス<6862.T>=大幅反発でストップ高。11月14日につけた年初来高値1053円を払拭し新値街道に躍り出た。産業用メモリーモジュールを主力とし、半導体関連の中小型株として人気を集めている。24年3月期営業利益は前期比44%増の11億7000万円を見込んでおり、最終利益は連結子会社株式譲渡に伴う特別利益計上という特殊要因があるものの、今期予想PERが依然として5倍強と割安感が際立つ。デジタルデバイスやデジタル周辺機器の製造以外にもプログラマ、システムソリューション、Webサイトと幅広い業務領域を持っているのも特長。M&A戦略に長じ業容拡大に積極的。時価は2006年以来約17年ぶりの高値圏に浮上しているが、現状は12事業と国内で7つの連結子会社を擁し、にもかかわらず時価総額は依然として100億円未満で評価不足歴然という見方もある。
ジーエヌアイグループ<2160.T>=3連騰で新値街道を快走。同社が14日に発表した1~9月期決算は、売上高が前年同期比61.0%増の205億4700万円、営業利益が同4.6倍の68億200万円だった。主力製品の「アイスーリュイ」が堅調だったほか、アステラス製薬<4503.T>との戦略的提携による契約一時金が寄与した。好決算を受けた買いが続いている。
AIメカテック<6227.T>=異彩の8連騰で最高値街道まい進。前日までの7営業日で1700円あまりの大幅な上昇をみせており、その反動も意識される場面だが、きょうは半導体主力株が総じて軟調ななかにあって、目先筋の売り物をこなし上値指向にある。株式需給面では今週14日から貸株規制が入っているが、東証信用残や証金残には反映されない形で外資家証券経由の貸株調達による空売りが高水準に入っている。引き続き、この買い戻し圧力が株価に浮揚力を与えている。同社株は5月下旬を境に急速に株価水準を切り上げ、最高値街道をまい進し、きょうの高値まで半年で株価は約3.5倍化している。
ジェイドグループ<3558.T>=急反発。同社は16日取引終了後、3~10月の連結営業利益(速報値)が13億1250万円となり、通期計画の17億5000万円に対する進捗率が75%に達したと発表。これが買い安心感につながっているようだ。B2Bプラットフォームサービスを最大限に活用したReebok JapanのPMI(Post Merger Integration:買収後の統合)が順調に進んでいることから、売り上げが厳しい時でも利益を出せる筋肉質な収益体質が構築され、この営業利益を実現できたとしている。
FRONTEO<2158.T>=切り返す。人工知能(AI)を活用したリーガルテック事業を主力に、ヘルスケア分野にも自然言語解析AIなどで横軸展開を図り業容を広げている。16日取引終了後、同社はテキストデータの中の関連度・非関連度を色彩に置き換えて認知・解析する技術について特許査定を取得したことを発表、足もとでこれを材料視する買いを引き寄せている。株価は10月末のザラ場に549円の年初来安値をつけたが、その後は急浮上し時価は75日移動平均線を上回って推移している。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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