島精機が続伸、１４年３月期業績予想を下方修正も悪材料出尽くし感強まる

　島精機製作所<6222.T>が続伸。前週末１８日の取引終了後、集計中の１４年３月期連結業績について、売上高を従来予想の４７０億円から４０６億円（前の期比１６．１％増）へ、営業利益を同５７億円から２７億円（前の期５億８００万円の赤字）へ、純利益を同５４億円から４８億円（同２．７倍）へ下方修正したが、昨年秋以降の調整で株価には織り込み済みとの見方が強く、悪材料出尽くし感から買われているようだ。アジア市場を中心に従来型のコンピューター横編機の販売が拡大したものの、ホールガーメント横編機の販売が伸び悩んだことや価格競争の激化から想定を下回ることになったとしている。なお、同時に期末配当を１５円から１７円５０銭に引き上げ、年間配当を３２円５０銭（従来予想３０円、前の期２５円）にすると同時に発表した。

島精機の株価は９時２０分現在１６４５円（△３９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）