決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】引け後 … アマノ、岩井コスモ、洋機械 (4月24日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の4月23日から24日の決算発表を経て27日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　アマノ <6436>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比4.8％増の168億円に伸びたが、21年3月期は前期比53.7％減の78億円に大きく落ち込む見通しとなった。

▲No.2　洋機械 <6210>
　20年3月期の連結経常利益は前の期比32.7％減の14.3億円に落ち込み、21年3月期の同損益は3.7億円の赤字に転落する見通しとなった。

▲No.3　小野測器 <6858>
　20年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比55.1％減の2.9億円に大きく落ち込み、1-6月期(上期)計画の4億円に対する進捗率は74.3％となった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6436> アマノ 　　　　東１　　 -9.24 　　4/24　本決算　　　-53.75
<6210> 洋機械 　　　　東１　　 -5.28 　　4/24　本決算　　　　赤転
<6858> 小野測器 　　　東１　　 -3.70 　　4/24　　　1Q　　　-55.07
<8707> 岩井コスモ 　　東１　　 -1.08 　　4/24　本決算　　　　　－

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。

株探ニュース