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アトラエのニュース
■業績動向
1. 2019年9月期第2四半期業績
アトラエ<6194>の2019年9月期第2四半期の業績は、売上高が1,485百万円(前年同期比41.9%増)、営業利益が461百万円(同40.8%増)、経常利益が462百万円(同43.3%増)、四半期純利益が319百万円(同42.9%増)と第2四半期では過去最高の売上高、営業利益を達成した。
主力サービスである「Green」については、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上を始め、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを行い、入社人数が増加傾向にある。2019年9月期第2四半期累計期間中の入社人数は1,416人(前年同期1,145人、前年同期比23.7%増)と増加した。「wevox」については、業種・業界の壁を越えてサービス提供が広がっており、導入企業数が750社を超え、大幅に増加している。なお、「yenta」については利用者の増加と既存顧客の満足度向上に注力し顧客基盤を強固なものにした後、2019年9月期以降に本格的なマネタイズを計画している。
2. 2019年9月期第2四半期の財務状況及び経営指標
2018年9月期末と2019年9月期第2四半期末の貸借対照表を比べると、総資産は現預金、売掛金、その他流動資産などの増加により、4,178百万円(前期末比425百万円増)となった。負債は、未払金、未払法人税等が増加したことで454百万円(前期末比58百万円増)となった。純資産は資本金、資本剰余金、利益剰余金の増加により3,724百万円(前期末比366百万円増)となったこと。自己資本比率は89.1%と高い水準を保っており、金融機関からの借入もなく、極めて健全な財務体質を維持している。
2019年9月期は将来を見据え積極投資を行いながらも、計画どおりの業績達成を見込む
3. 2019年9月期通期見通し
2019年9月期は売上高3,000百万円(前期比30.1%増)、営業利益700百万円(前期比1.3%増)、経常利益690百万円(前期比4.6%増)、当期純利益476百万円(前期比2.7%増)を見込んでいる。通期目標に対して第2四半期時点での進捗率は、売上高49.5%、営業利益66.0%、経常利益67.1%、当期純利益67.0%と計画を上回って推移しているが、下期は機能強化への投資を行うため、通期計画を据え置いている。
同社の成長戦略は、確固たる競争優位を持つ「Green」の伸びをベースに、「wevox」、「yenta」のマネタイズを本格化させ、右肩上がりの成長を実現しようと言うものである。「Green」は確固たる競争優位性とターゲット市場の拡大から2019年9月期も成長が持続する見込みである。課金型サービスである「wevox」については利用者の増加から更なる収益貢献を見込んでいる。「yenta」については法人向けマネタイズの実証実験は済んでおり、世界観を十分に浸透させ安定的な顧客基盤を整えたのち、2019年9月期以降のマネタイズを計画している。加えてPeopleTech領域で新規事業への着手も計画しており、更なる成長戦略についても手を打っている。年間平均離職者数1.6人、平均29.5歳という若くて活気にあふれエンゲージメント(組織貢献力)が高い同社組織の特性を生かし、勢いをさらに加速させる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
<SF>
1. 2019年9月期第2四半期業績
アトラエ<6194>の2019年9月期第2四半期の業績は、売上高が1,485百万円(前年同期比41.9%増)、営業利益が461百万円(同40.8%増)、経常利益が462百万円(同43.3%増)、四半期純利益が319百万円(同42.9%増)と第2四半期では過去最高の売上高、営業利益を達成した。
主力サービスである「Green」については、求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上を始め、登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、求人企業管理画面の改善等、様々な取り組みを行い、入社人数が増加傾向にある。2019年9月期第2四半期累計期間中の入社人数は1,416人(前年同期1,145人、前年同期比23.7%増)と増加した。「wevox」については、業種・業界の壁を越えてサービス提供が広がっており、導入企業数が750社を超え、大幅に増加している。なお、「yenta」については利用者の増加と既存顧客の満足度向上に注力し顧客基盤を強固なものにした後、2019年9月期以降に本格的なマネタイズを計画している。
2. 2019年9月期第2四半期の財務状況及び経営指標
2018年9月期末と2019年9月期第2四半期末の貸借対照表を比べると、総資産は現預金、売掛金、その他流動資産などの増加により、4,178百万円(前期末比425百万円増)となった。負債は、未払金、未払法人税等が増加したことで454百万円(前期末比58百万円増)となった。純資産は資本金、資本剰余金、利益剰余金の増加により3,724百万円(前期末比366百万円増)となったこと。自己資本比率は89.1%と高い水準を保っており、金融機関からの借入もなく、極めて健全な財務体質を維持している。
2019年9月期は将来を見据え積極投資を行いながらも、計画どおりの業績達成を見込む
3. 2019年9月期通期見通し
2019年9月期は売上高3,000百万円(前期比30.1%増)、営業利益700百万円(前期比1.3%増)、経常利益690百万円(前期比4.6%増)、当期純利益476百万円(前期比2.7%増)を見込んでいる。通期目標に対して第2四半期時点での進捗率は、売上高49.5%、営業利益66.0%、経常利益67.1%、当期純利益67.0%と計画を上回って推移しているが、下期は機能強化への投資を行うため、通期計画を据え置いている。
同社の成長戦略は、確固たる競争優位を持つ「Green」の伸びをベースに、「wevox」、「yenta」のマネタイズを本格化させ、右肩上がりの成長を実現しようと言うものである。「Green」は確固たる競争優位性とターゲット市場の拡大から2019年9月期も成長が持続する見込みである。課金型サービスである「wevox」については利用者の増加から更なる収益貢献を見込んでいる。「yenta」については法人向けマネタイズの実証実験は済んでおり、世界観を十分に浸透させ安定的な顧客基盤を整えたのち、2019年9月期以降のマネタイズを計画している。加えてPeopleTech領域で新規事業への着手も計画しており、更なる成長戦略についても手を打っている。年間平均離職者数1.6人、平均29.5歳という若くて活気にあふれエンゲージメント(組織貢献力)が高い同社組織の特性を生かし、勢いをさらに加速させる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山崇行)
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