Ｇキッズ、前期経常を一転2％増益に上方修正

　グローバルキッズＣＯＭＰＡＮＹ <6189> [東証Ｐ] が10月20日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年9月期の連結経常利益を従来予想の11.3億円→11.7億円(前の期は11.4億円)に3.5％上方修正し、一転して1.9％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.6億円→8億円(前年同期は8.2億円)に5.2％増額し、減益率が7.0％減→2.2％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、子育て支援など保育サービス推進事業補助金などの助成金が想定以上に発生しました。利益面につきましては、株式会社さくらさくプラス（以下「さくらさくプラス」といいます。）との経営統合に係るアドバイザリー手数料を36百万円計上するものの、売上高増加に伴い前回発表予想を上回る見込みです。なお、マルウェア感染によるシステム障害に係る受取保険金など特別利益の計上により親会社株主に帰属する当期純損失は経常利益を上回る増額が想定されます。なお、さくらさくプラスとの経営統合の状況につきましては、本日付で公表した「株式会社グローバルキッズCOMPANYと株式会社さくらさくプラスの経営統合に関する基本合意書の解約について」をご覧ください。※上記の業績予想数値は、当社が本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。