冨士ダイスがカイ気配、顧客の生産活動持ち直しで２１年３月期業績は計画上振れ

　冨士ダイス<6167.T>がカイ気配スタートとなっている。この日の寄り前、集計中の２１年３月期連結業績について、売上高が１３８億２０００万円から１４２億４７００万円（前の期比１８．２％減）へ、営業損益が１億８０００万円の赤字から９６００万円の黒字（同８９．０％減）へ、最終利益が２億７０００万円から４億６８００万円（同２５．１％減）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。顧客の生産活動が想定以上に持ち直したことに加えて、原価低減活動や経費節減などが奏功したという。

出所：MINKABU PRESS