パンチ、今期経常を68％下方修正、配当も6.4円減額

　パンチ工業 <6165> が11月8日後場(13:00)に決算を発表。20年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比99.9％減の200万円に大きく落ち込んだが、従来の0.1億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　しかしながら併せて、通期の同利益を従来予想の11億円→3.5億円(前期は25.4億円)に68.2％下方修正し、減益率が56.8％減→86.3％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比71.2％減の3.4億円に大きく落ち込む計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の8.4円→2円(前期は16.75円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比86.0％減の0.9億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.2％→1.1％に急悪化した。

株探ニュース