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大阪9月限
日経225先物 39830 -100 (-0.25%)
TOPIX先物 2838.5 -5.5 (-0.19%)
日経225先物(9月限)は前日比100円安の3万9830円で取引を終了。寄り付きは4万0050円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万0045円)にサヤ寄せする形から買いが先行した。ただし、直後につけた4万0130円を高値に軟化し、現物の寄り付き直後には下落に転じた。その後もじりじりと下値を切り下げ、前場終盤にかけて3万9750円まで売られた。後場の取引開始直後に3万9730円をつけた後は下げ渋りをみせ、終盤にかけては3万9750円~3万9850円処での保ち合いが続いた
日経225先物は4万円台を回復して始まったが、ボリンジャーバンドの+1σ(3万9980円)を上回る水準では戻り待ち狙いのショートも入りやすいようだ。買い一巡後はロングを解消する流れとなったが、アドバンテスト<6857>[東証P]やディスコ<6146>[東証P]といった指数インパクトの大きい値がさハイテク株の弱い値動きにより、短期的なショートを誘う形にもなったようだ。
前場はオプション権利行使価格の3万9750円から4万0125円のレンジで推移。4万円を挟んで3万9750円から4万0250円のレンジ下限に到達しており、後場は底堅さがみられたものの、ショートカバーの動きは限定的だった。
週を通じて中心値の25日移動平均線と+1σによるレンジ内での推移が続いた。週足では+1σ(3万9420円)を上回って終えており、+2σ(4万0690円)とのレンジはキープしている。参議院選挙の結果を受けてレンジを割り込んでくる可能性はあるが、20日は祝日取引になるため、短期的な売買の影響を受けやすいだろう。ロングはそれほど積み上がっていないため、アク抜け的な動きをみせてくる可能性もあるとみられ、押し目狙いのロング対応を想定しておきたい。
NT倍率は先物中心限月で14.03倍に低下した。一時14.07倍に上昇する場面もあったが、その後の低下で14.01倍まで下げており、一時200日線(14.03倍)を割り込んだ。ただし、同線を下回る局面ではその後のリバランスを想定したNTロングでのスプレッド狙いに向かわせている。
手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万3071枚、ソシエテジェネラル証券が8013枚、サスケハナ・ホンコンが2957枚、バークレイズ証券が1911枚、JPモルガン証券が1860枚、モルガンMUFG証券が1488枚、日産証券が897枚、SBI証券が854枚、松井証券が841枚、ゴールドマン証券が835枚だった。
TOPIX先物はABNクリアリン証券が1万4844枚、ソシエテジェネラル証券が1万3602枚、バークレイズ証券が4640枚、JPモルガン証券が3663枚、モルガンMUFG証券が2644枚、ゴールドマン証券が2020枚、シティグループ証券が1353枚、ビーオブエー証券が971枚、SBI証券が468枚、みずほ証券が450枚だった。
株探ニュース
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