ＤＭＧ森精機、今期最終を18％上方修正

　ＤＭＧ森精機 <6141> が11月5日昼(12:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終利益は前年同期比309倍の98.8億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の110億円→130億円(前期は17.4億円)に18.2％上方修正し、増益率が6.3倍→7.4倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益も従来予想の49億円→69億円(前年同期は38.9億円)に40.8％増額し、増益率が25.8％増→77.1％増に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比73.1％増の37.8億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8％→6.8％に改善した。

株探ニュース