小島鉄が続急騰、大型受注物件の消化進み上期業績は計画上振れで着地

　小島鉄工所<6112.T>が続急騰。前週末５日の取引終了後、集計中の第２四半期累計（１８年１２月～１９年５月）単独業績について、売上高が９億円から１１億５０００万円（前年同期比４４．５％増）へ、営業損益が２０００万円から５０００万円（前年同期８７００万円の赤字）へ、最終損益が２０００万円から４０００万円（同７６００万円の赤字）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。

　主力の大型油圧プレス機で大型受注物件の消化が進み、売上高が計画を上回ったことに加えて、引き続き生産効率を軸とした原価への取り組み強化などが寄与した。

　なお、同時に発表した第１四半期（１８年１２月～１９年２月）決算は、売上高５億７９００万円（前年同期比５３．７％増）、営業損益４５００万円の黒字（前年同期５３００万円の赤字）、最終損益３９００万円の黒字（同４９００万円の赤字）だった。また、１９年１１月期通期業績予想は売上高２２億円（前期比１．６％減）、営業利益５０００万円（同４４．５％減）、純利益５０００万円（同５０．５％減）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS