エスクローＡＪがストップ高、不動産売買のクラウド型決済に思惑

　エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>に投機資金が再攻勢、ストップ高気配で張り付く展開。小型株で浮動株比率が際立って低く、独特の品薄感が仕掛け的な買いを誘っている。金融機関からの業務受託や不動産取引の事務代行などを手掛け、「クラウド型プラットフォームで不動産売買をオンライン決済化することを目指している会社」（業界アナリスト）で、そのビジネスモデルに注目が集まっているようだ。今年３月にジャスダック市場に上場したが、８月下旬から９月にかけて５０００円台から２万５８００円まで駆け上がり、がぜん存在感を示した。その後大きく調整したが、足もと売り物が枯れており急騰劇再演に向けた思惑を漂わせている。

エスクローＡＪの株価は１０時４３分現在９９５０円（△１５００円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）