インパクトホールディングスのニュース
世界のコロナ感染再拡大でウィズ・コロナ銘柄の物色意欲は継続
【事業内容】
小売りや外食業に対して覆面店舗調査や電子看板導入や推奨販売などを通じた販売支援が中核。日本全国150万件の店頭にてメディアクルーを活用したアナログビッグデータやIoT対応サイネージを活用したデジタルビッグデータを最大活用し、AI(人工知能)を駆使して最適な店頭販促実現へ向けた戦略を掲げる。
【業績面】
業績面においては8/13に中間決算を発表、売上高は34.1%増収、営業利益は3.0倍に急拡大し、経常利益以下は黒字転換を果たした。HRソリューション事業におけるジェイエムエス・ユナイテッド社の子会社化による増収寄与がみられるほか、各種サイネージの受注が伸びているIoTソリューション事業も増収増益で営業利益に大きく貢献した。
【株価動向】
株価は4/6に安値928円まで売り込まれた後、徐々に値戻しの動きから6月にコロナショック前の水準となる2000円台を回復。ただし、この時は日本経済新聞でデジタルサイネージの需要を取り込んでいるとの観測記事から一時は200日移動平均線を奪回したが、物色は一過性のものにとどまった。その後値幅と日柄の調整を続けていたが、7月下旬ごろより再動意し上記決算発表通過後に上放れる動きとなった。直近で9/10に年初来高値3180円をつけており、足元で再び新型コロナ感染拡大が欧州中心に広がりを見せる中でウィズ・コロナ関連株の値保ちの良さが注目される。
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