Ｇｕｎｏｓｙが急反落、第３四半期営業利益７３％減

　Ｇｕｎｏｓｙ<6047.T>が急反落している。１４日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１９年６月～２０年２月）連結決算が、売上高１１２億９１００万円（前年同期比１．０％増）、営業利益５億円（同７３．０％減）、純利益２億１９００万円（同８７．２％減）と大幅減益となったことが嫌気されている。

　アクティブユーザー数の堅調な積み上がりやアドネットワークの堅調が売上高を牽引した。ただ、ユーザー獲得のためテレビＣＭなどのプロモーション施策を積極的に展開したことや、アクティブユーザー数が伸長した影響でサーバー費用が増加したことなどが利益を圧迫した。

　なお２０年５月期通期業績予想は、子会社ｄｉｇｗｅｌｌ及びＶＩＤＰＯＯＬの業績が低調に推移していることから、売上高を１７０億５４００万円から１４０億円（前期比６．８％減）へ下方修正したが、大幅なコスト削減効果により、営業利益１０億円（同５６．６％減）、純利益５億６５００万円（同７１．９％減）は従来見通しを据え置いている。

出所：MINKABU PRESS