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三機サービス---1Q増収、新中期経営計画のもと収益基盤の強化を推進

配信元:フィスコ
投稿:2022/10/14 12:16
三機サービス<6044>は13日、2023年5月期第1四半期(22年6月-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比7.2%増の26.88億円、営業損失は1.41億円(前年同期は0.71億円の損失)、経常損失は1.39億円(同0.72億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は0.78億円(同0.38億円の損失)となった。

24時間365日稼働のコールセンターを核としたトータルメンテナンスサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止する保全メンテナンス及び環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してきた。また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化を推進することや新入社員の早期育成を行うために、同社研修センターでの実機研修による人材育成を行っている。

2022年7月11日付で公表した新中期経営計画(2023年5月期~2025年5月期)において、2030年の目指す姿として「安心・快適な空間のインフラを技術・データ・ITでプロデュース(クリエイト)する会社」を掲げた上で、2023年5月期からの3年間を収益基盤強化期と位置付けている。2030年へ向けて同社の提供するトータルメンテナンスサービス、環境ソリューションサービス及びメンテナンスサービスで保有する技術を、より広く、より深く、深化(進化)していくことで、MISSIONである「空間インフラのもっと快適、ずっと安心な空間を提供すること」に繋がり、顧客により良いサービスが提供できるとしている。

当第1四半期については、原材料の高騰により必要な設備機器の仕入高増加の影響はあったが、大型の省エネ工事の寄与等により、売上高は増収、売上原価は前年同期比9.3%増の22.01億円となった。また、販売費及び一般管理費は、下期に向けて拡大が想定されるサービス対応のため積極的な採用活動による人件費の増加等により、同11.5%増の6.28億円となり、各損益は損失となった。

2023年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.1%増の143.70億円、営業利益が同108.0%増の4.60億円、経常利益が同105.7%増の4.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同99.1%増の3.07億円とする期初計画を据え置いている。

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配信元: フィスコ
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