ニッキ、上期経常を赤字拡大に下方修正

　ニッキ <6042> [東証２] が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の8000万円の赤字→1億4000万円の赤字(前年同期は4億2900万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の5000万円(前期は7億1800万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 当第２四半期累計期間の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大や中国エンジンメーカーの開発ずれ込み等の影響により、売上高は前回予想値を若干下回る見込みとなりました。また、利益面につきましては、営業利益は採算性の改善効果等もあり前回予想値を上回る見込みとなりましたが、経常利益 ・ 親会社株主に帰属する四半期純利益は為替相場が前年度よりもやや円高基調で推移したこと等により、前回予想値を下回る見込みとなりました。　 なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症が業績に与える影響度やその期間が見通せず、先行き不透明な経済情勢であるため、現時点におきましては前回予想値を据え置いております。今後、修正を行う場合には速やかにお知らせいたします。（注）上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって異なる結果となる場合があります。